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DNSの更新はなかなか伝わらないらしい

1997年2月5日

1997年1月29日の午後2時20分頃にWWWサーバーが切りかえられ たことは 前に書いた。新しいのはAPACHEであり、切 替え中および切替え後のおびただしいアクセスをものともせずに順調に動いて いる。

ところで、切替え方にワザと問題のある方法を選択したのであるが、その影 響がどのようになっていくのか、この1週間注目していたのである。どのよう に切替えたかにについては、 1月30日のノートを参照されたい。

1月29日の午後2時20分頃に切替えたので、2月5日午後2時20分で ちょうど1週間になる。でも、じっさいのところ、なかなか新しい方に切り替 わらなかったのである。


横軸:切替え後の経過時(単位:時間)
縦軸:1時間毎の、旧サーバーヒット数/全ヒット数(単位:%)

切替え直後、約4時間で古いサーバーへのアクセスは半数にまで一気に下がっ た。その後、波があるが大体新旧のサーバーへのアクセスは半々といったとこ ろが続いたのであるが、20時間程度経過した時点で、古いサーバーへのアク セスは約10%にまで急に落ち込む。

この、20時間程度で9割が新しいサーバーに来るようになったのは、多分、 DNSのキャッシュの生存時間(TTL)が、多くの場合86400秒、つまり1 日に設定されている場合が多いので、その影響だと思うのだが、当たっている だろうか。

約1日経過して以降は、グラフのようにほとんど変化がないまま何日も過ぎ てしまった。そして、120時間を経過したあたりから、また減少しており、 古いサーバーへ来るのは約5%程度に下がっている。こんどの減少は、(TT L)を1日ではなく、次の単位ともいえる一週間にしているドメインの影響が 出て来たのではないかと思うが如何なものであろうか。

ところで、このグラフの%の計算であるが、単純に、1時間に両方のサーバー に来たヒット数を分母に、旧サーバーに来たヒット数の割合を示している。

                        旧サーバーヒット数 
          ----------------------------------------------
            旧サーバーヒット数 + 新サーバーヒット数
しかし、時間帯により、1時間のヒット数は10倍近い差がある。昼間は常 時かなりなヒット数があるが、午前3時頃から午前8時ころまでは非常にヒッ ト数が少なく、旧サーバーにヘビー訪問者が来て一気に多数のファイルをダウ ンロードされたりすると、ヒット数が稼がれて、グラフでピークができてしまっ ている。実際、ピークは、深夜から朝方にかけてできている。

という訳で、IPアドレスを変更しても、それはなかなか伝わらないという 貴重な経験ができた。現在、古い方のサーバーはデータの更新はしていない。 しかし、親切な私は、旧サーバーの 私のホームページには、以下のお知らせを 入れている。

1月29日水曜日午後2時20分に
WWWサーバーをApacheに切替えました
まだこちらのページが見えた方は、
ネームサーバの更新が遅いところです。
システム管理者に文句を言いましょう。
それでもApacheの方を見たい方は
http://202.234.0.70/~fuji/
で見て下さい。
この古いサーバーは、何とかまだ生きています。
しかし、いつ死滅するかもしれないサーバーです。
でも、死滅のあかつきには、
自動的に新しいサーバーが助けてくれるよう
になっている筈なので御安心ください(^_^)
後は、管理者に祈るのみ。

そろそろ、システム管理者にメールでも出して、旧サーバーに来た場合も、 新サーバーの方に迂回させるようにしてもらおうかな。それとも、今のまま放 置しておこうかな、どっちが楽しいか、非常に悩んでいる。


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