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ついに国会議員会館へもお出かけ

1997年2月17日

一昨年、インターネットでホームページを公開したころ、『これからはイン ターネットだ』と言ったら、コンピュータ技術者も含めて、殆どの人に馬鹿に されたものであった。

20年前、『これからは大型コンピュータではなく、マイコン(マイクロコ ンピュータ)の時代だ』と言った時と、世間の反応は全く同じであった。

それが、インターネットはマイコン、パソコンの発展より遥かに速いペース で進歩し、普及したため、さすがこの頃は、家庭内を除いては馬鹿なことをやっ ているとは言われなくなった。

先月末から急に私のホームページへのアクセスが多くなったのであるが、そ れと同時に、あちこちからホームページ関係の問い合わせなどが急増してしまっ た。本当は、ゆっくりと本でも書こうかと思って、そのための準備をしようと していたのであるが、とてもそんな余裕がなくなってしまったのである。

先週(2/10〜2/17)は、11日の建国記念日、16日の日曜日を除いて毎日外出に なってしまった。

10日は、某官庁関連のWWWサーバーのところへ行って来た。官庁の建物 の中にある訳ではない。委託している業者がさらに委託しているところにある のである。

何でたいして見られてもいない、少なくとも私のホームページと比較しても 全然見られていないページなのに、こんなにマシンに金掛けてと思うような運 営をしていたが、形が、形式が、ブツが立派でないといけない、ということで あった。運営に当たっている人間も、これが良くないとは分かっているが、良 くなくしないと官庁の役人が来て文句を言うそうで、やむなくそうなっている らしい。

12日は、太古の昔に付き合っていた人から呼ばれて、某大企業の子会社へ 行って来た。もちろん、ホームページビジネスなどをやりたいから、協力せよ とのことであった。

それで、現在の日本のホームページビジネスの悲惨な状態、ほとんどが潰れ かかったショッピングモールの紹介をしてきた。そして、どうして殆どすべて のショッピングモールが潰れつつあるか、法人のホームページは、その殆どが 個人のホームページに比較して1桁も2桁も見に来る人が少ないかの理由も教 えて来た。こんなもの、教えなくたって、ちらっとあちこちのホームページを 見て回れば、小中学生にも簡単に分かることである。

‥‥‥とだけ講釈を垂れて、「はい、さようなら」と言いたいところだが、 何しろ相手は大昔、コンピュータ関係の仕事を次々と回してくれた大恩人。そ れに、いまじゃ大層な肩書もついているが、まあそんなことはどうでもいい。 とにかく簡単に断れない。でも、 「本気でインターネットビジネスをやるなら協力する手 もあるかな」と思って、今までの企業が殆ど失敗した教訓を生かした ビジネスを展開するのも面白いかとも思って思案中である。

殆どの奴らときたら、バブルなことしか考えていないので、こちらは相当う んざり来ているのである。とにかく より多くの人びとに見られることが全てという ことだけはしっかり教えて来た。

12日は他に2つ予定があったのだが、1つはすれ違い、1つは私の忘れ物 のために翌日に延期になった。

そして、14日土曜日、参議院会館の中に潜入してきた。土曜日なので玄関 は閉まったままだったが、議員の名を告げて中に入った。中に入って、警備の 者に先生(といっても、一緒に机を並べて勉強した仲である)との連絡を取っ てもらい部屋に向かった。さすが土曜日、参議員会館の中に人気はほとんどな かった。

とりあえず、部屋にあったパソコンの調子をちょっとだけみて、「こりゃ動 かん、今日は調べるための物を何も持って来ていないので何も出来ません」と いうことですごすごと帰ったのではない。まあ、昔の級友だし、一緒に飯を食っ て分かれた。

もちろん、会った、あるいは呼び出された本当の理由は、 インターネットをやりたいので協力してくれないか、 ということであった。世界各国の議員とも情報交換もしたいし、著作物なども ホームページで公開したいしという、国会議員ならすごく当然の希望であった。 彼の場合は、30ヶ国語くらいは自由にあやつれたと思うので、インターネッ トはこの上ない活動の道具として利用できることは間違いない。

若い議員の間では、党派を越えてインターネットへの興味は相当強いようだ が、年寄りがインターネットのような自分の理解を越えるものに対して足を引っ 張る状態であることも聞いて来た。当然すぎることとはいえ、ちゃんと知って いてくれないと、日米半導体交渉やっても実は茶番劇を演じて終ってしまうこ とにしかならない訳である。

自民党から共産党まで、党派などどうでも良いから、インターネットをやり たい議員を応援して、議員をインターネットの世界へ引っ張り込むのも面白い かと思っている。議員や秘書の方々だけでホームページやら、情報交換などを やるのは難しいだろうから、後ろでちょっとだけ後方支援をやれば、少なくと も今の議員のホームページの状況とは異なる、内容のある議員や政党のページ もできるかもしれないと思っている。

党全体で何とかというとどうしても全員で足を引っ張っておしまいにになる ようである。だから、やりたい議員だけを応援して、もっともっと情報公開と か、少なくとも真実が流れるようにしたいものである。党がどうのこうのと言っ てられる場合じゃない。超党派での若手議員の繋がりもあるようである。うま く利用させてもらって、インターネットの利用を推進させてしまうのも面白い かな、と思っている。

とにかく、インターネットと使った選挙運動だけは絶対許可させなくてはな らない。前のマンションでは、あろうことか、 1階が区議会議員の選挙事務所になり、階段を降 りたところに選挙カーがいつもデ〜ンと置かれていた。そして、選挙の度に、 スピーカーで発生練習してから騒音をまきちらしに出かけるのである。朝っぱ らから、あの質の悪い選挙用のスピーカー(今時、あんなに悪質なスピーカー どこで売っているのだろう)で、がんがんやられたらたまったものではない。 だから、選挙カーで騒音まき散らすのは禁止して、インターネットで静かに熱 く論戦を繰り広げるのを望んでいるのである。

インターネットの世界では、過去の発言もずーっと残すことが簡単にできて しまうので、迂闊な発言を繰り返す議員にとっては、この上ない厄介な代物で あり、何としてでも普及を阻止したい気持ちも分からない訳ではないが、だか らもっと普及するようにしたいものである。

できることなら国会の各会議への出欠状況、つまり議員の出席簿なんかが見 えるといいねえ。地方議員の場合、ずーっと欠席しているとさすが体裁が悪い のか、次の選挙には出ないようであるが、国会となるとそうではないというの はどういうことなんだろうねぇ。小学生にどう説明するんだろうねぇ。


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