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メールも使えないインターネット推進者達

1997年7月4日

今日、外出する前に、プレゼンテーションに使うために、ちょっとプリンタ にあちこちのウェッブページのハードコピーを取った。それが済んで、頼まれ ていた文字がかなり多いページを行き帰りの電車の中で読もうと思い、裏紙 にプリントアウトして、移動中の暇潰しにしようと思った。

何枚にもなるので、印刷ボタンを押して、プリンタの音がしているので安心 していた。そして、いざ出かけようというときに、プリンタに出力されている ものを見たら、黒インキのところだけが凄くかすれていて、ほとんど判読もで きない状態になっていた。

「やばい、今度はプリンタが壊れてしまったか」

と、最近のトラブル事情を考えて、時間もないことだし、そのまま出かけて 行った。

今日は、東京は朝から猛暑である。1時間程掛けて出かけて行き、2時間程 いて帰って来た。帰りに都会である渋谷の本屋に立ち寄って、1冊本を買って 帰ろうとしたら、

「新玉川線、長津田駅で信号故障のためダイヤが大変混雑しています」

とのアナウンスである。都心方向に向かう電車は次々と来るのだが、田舎方 面へ向かう電車は全然来ない。夕方で、非常に混雑する時間帯である。ホーム はどんどん人が溢れ、それでやっと来た電車には乗れなかった。元気な者は無 理して乗って行ったが、通勤地獄にさえ負けてる私は、じっと次の電車を待っ た。

そのようにして、やっと戻って来た。それからプリンタの修理かな。さて、 どうしようということで、プリンタのカバーを上げると、このような状況のと きにはクリーニングボタンを押してクリーニングしろとある。

クリーニングボタンを押すと、ギーギーヘッドが動く。何をやっているのか は分からぬが、とにかく何分間かギーギー動いて止まった。そして、テスト印 字してみると、ちゃんと印字してくれた。良かった〜。という程のことでもな いのだが、最近は不運が付きまとっているので、不安なのである。

さて、話は全然変って、インターネット推進者達の話である。まあ、業界の 大物達が、これからはインターネットだとテレビ、雑誌、新聞、講演会などで わめいているが、その実態についての話である。

最近、インターネット関係の委員会だ、協議会だ、その他訳の分からないも のが、いたるところに転がっていて、 これからはインターネットをやらねば競争に負ける。 情報の伝達速度がまったく違うんだから なんて、どっかで読んで来たか、聞いて来たようなことを、しかつめらしく やっている。それも、かなりな金をとってやっているのが多い。まあ、それで、 両者満足なら、まあ私はどうでもいいんだが。

でも、私は、そういう者と会った時、最後に、 「メールで連絡しましょう」ということで分か れることが多いのである。まあ、そのような推進者でなくても、ソフトハウス の人と会ったとき、同様のことになることが多い。

そして、その後、メールで連絡が来る確率は極めて低いのである。電話で来 ることはあっても、メールで連絡が来ることは、本当に極めて稀なのである。 メールで返事が来るだけで、「この人、本当にインターネット使えるんだ」と 思わなければならないのが今だ日本の現実だというのが恐ろしい。

忙しいから、メールの来る数が多すぎて読めない、とか様々の逃げを言うが、 実は全部バレている。まあ、バレていることが多いのである。

実際にメールが読まれたかどうかをfingerで調べることができる場合もある。 もう何日もメール読んでいないではないか、というのが簡単に社外の無関係の 人に分かったりする場合もあるのだが、本人全然そういうことも知らずに、偉 そうにインターネットの旗振りをして、それを恭しく聞いている大衆がいて、 日本はなかなかの国である。

今日なんか、某社の社員と話をしていたら、社長あてのメールボックス、実 は私が全部面倒見させられています、と言っていた。全然読んでくれないので、 秘書でもなんでもなく、ネットワークの管理者でもないのに、社長のメール担 当者になってしまっていると言っていた。社長宛のプライベートメールさえ自 由自在に見る事が出来て、本当に困ってしまう、と言っていた。

これじゃ企業秘密も何もあったものではない。もう嘆くなんてレベルは完全 に通り越して、呆れ返りながら言ってました。 社長が悲鳴をあげないといけな い様なメールを社長宛にメールして、社長を脅してくれとか頼まれてしまった。 こういう頼まれ事は非常に多いのである。

もちろん、この某社、結構大きなソフトウェア会社で、海外にも支社がある ようなところなんですけれどね。

もちろん、ちゃんとメールをくれる大物もいるし、本当に毎日数百通ものメー ルが来て困っている者もいる。そうだ、私も、メールの処理を考えないといけ ないかなぁ。


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