ホームページ目次1997年前の話次の話

インターネットの講習のために遠足だ

1997年7月28日

さて、2週間の講習も、今日から後半戦である。先週、2日間Linuxを教え、 それから2日間Cを教えた。でも、まだ殆ど何も教えていないのと同じような ものだ。今週一杯Cを教え続けることになっているが、こんなに短いのでは、 とてもポインタとか、再帰呼出とか、システムコールとか、まあそういう事は 何も教えられないので残念である。

Cの講習よりもさらに重要なことは、いかにして情報を得たり、必要な人と 連絡を取るかである。今は、同じ場所、教室で、彼らに直接教えることができ るが、これはたった2週間で終ってしまう。C言語とはこんなものかという遥 か手前で授業は終了する。後は自分達で勉強するしかないのであるが、そのた めにはぜひ、インターネットを使わせて、何とか自分達で様々なことが出来る ようにならなくてはならない。

ということで、午前中、ちょっとインターネット関係のビデオを見せたので ある。NHKで放映されたものであるが、日本語の部分はスキップして、英語 の部分、つまりアメリカの現状を日本に紹介しようとした部分が音声は英語で 訳が文字で出ていたので、その部分だけを見せた。

その後、午前中はいつものように授業を行なった。今日の午前中は、全部if 文の説明と実習を行なった。

        if( 10 < x < 20 )
なんて書いてしまうと、変な結果になってしまう。どうしてそうなるかなど 説明し、正しく書くには、 && を使わなければならないなどである。

その後、生徒と先生(私のこと)は分かれて、昼飯を食べるのである。先生 方はレストランのようなところで食べるのであるが、ここのメニューは英語で ある。それぞれのメニューに対して、プラスチックの板が用意されていて、そ こに番号が書いてある。そして、料理のそれそれのサンプルにも番号が書かれ てあり、同じ番号の板をもってレジの所へ行って渡すと、計算して、表示され た金額を支払うシステムなのである。このシステムだと、言葉が駄目でも、ちゃ んと食事ができるのである。私のように、言葉に不自由する者でも、ここなら 簡単に注文できる。世界各国の人々が集まっているので、言葉が通じなくても 食事ができるように考えられたシステムのようである。こういうシステムは、 ここで初めて見たのである。

さて、食事が終ってから、研修センターと呼んでいる建物のラウンジに集まっ て、出発だ。とことこと歩いて駅まで行く。2駅乗ると、大きな乗り換え駅で ある。ここで、黄色い電車に乗り換えて、約20分くらい乗っただろうか、電 気関係の店が並んでいる通りがある駅についた。これが、有名な AKIHABARA という町だ。まずは、ちょっとインターネットをさせてもらうために、 HITACHI SOFT PARTNERS PLAZAへ立ち寄った。日本も夏休みのためか、ここの無料インターネット コーナーも混雑していたが、しばらくすると空いてきて、全員が利用できる状 態になった。

もちろん、YAHOO で nepal を入れて検索し、ネパール関係のサイトを眺め たり、これから研修に行く、各地の学校とか、施設などのホームページを見た り、外務省、運輸省などのホームページを見て回った。ネットサーフィンは簡 単なので、皆、数分で使いこなせるようになった。


インターネットの出張研修

さて、HITACHI SOFT で長居をしては悪いので、1時間程度ネットサーフィ ンを楽しんでから、すぐ隣の LAOX COMPUTER KAN へ行ったのである。下から 順に色々な物を見て回った。最近のコンピュータはどんどん小さくなり、高性 能になり、いまだに2年前の DOS/V マシンを使っている私など、小さくなっ て AKIHABARA を歩かなくてはならない。

200,000YEN 位のコンピュータがゴロゴロしているが、ネパール人、それも 高給技術者でも購入することは無理らしい。1万円以下なら買えると言ってい た。こんなに高いコンピュータを買う金があったら、ネパールでは10年間、 楽に暮らしていけるそうである。

明日から、またCのプログラミングである。木曜日が最後であり、木曜日に は課題を出して、プログラムを作らせる予定であるが、そこまで辿りつけるか 心配である。どんな問題を出すべきか、進行状況をみながら、毎日悩むのであ る。明日は、for と while を使ったループを1日やる予定である。

それにしても、言葉による説明が不自由しているのに、次々に発生する予測 不可能なコンパイルバグを取り除きながら演習を進めるだけでも大変なのであ る。修正させるだけなら簡単であるが、コンパイルはOKで、実行すると不思 議な結果が出たとき、その理由を納得してもらえるように説明するのは至難の 場合もあるのである。

さあ、明日はどんなことをやってくれるか楽しみだ。


ホームページ目次1997年前の話次の話