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退職者メーリングリストが盛んな今日この頃

1997年8月5日

さて、やっと普段のペースに戻ってきたので、もうネパールのことは忘れて、 また日常や過去のことでも書こうかと思う。それにしても、延々と返事をせず に溜めたメールの山をほぼ崩し終えたところである。英文メールで返事をしな ければならないのがまだ数通溜っていて、これは英語ということもあり、荷が 重い。

普通の生活に戻ったかと思ったら、急に毎日ミーティングなどに駆り出され ている。約3週間、一切のミーティングに出席しませんと宣言をしていたこと もあり、その反動が今襲ってきている段階である。

インターネットの世界は非常に変化が激しいのであるが、日本の企業は大は もちろん、小に至るまでほとんどが変化を嫌う体質で、インターネット関係の 仕事をやろうという話があっても、話が止まってしまっているのではないかと 思う以外ないというくらい停滞することが多い。一応担当の端の方に名を連ね ていても、余りに動きが遅いからもう中止したのかと思うと、実は延々と準備 工作が行なわれていたりして、実際の作業よりも根回しの手間の方が開発やテ ストより遥かに長かったりする。

今回、ネパールの件で3週間何も出来なかったので、世の中どうなっている のかなと思っていると、その間に進展があったりしてびっくりしている。いつ もインターネット側にいて、毎年10倍位の伸びは当たり前と思っている。今 日もミーティングでそんな話をしていた。某社の採用担当役員と話していたん だが、インターネットによる採用がどんどん増加しているとのことだった。

「もう、技術系の採用はインターネットでの採用に限定しては」なんてごく 当然のことを提案しておいた。大学巡りをしたって、まあ足が棒になるだけで、 そんなことで優秀な人が集まるなんて馬鹿なことがある訳がない。メールでや りとりしたり、就職希望者達の日常をインターネットを通じて調べ回った方が 遥かに効率がいいし、優秀なのが取れるのである。

ところで、今週、最初のミーティングは、某所を辞める人と病気から回復し た人の祝いの昼食会であった。コンピュータ関係の仕事は、無理をすればいく らでもやることがあり、無理をすると体を壊しかねない。要するに、心臓病が 非常に多い職種であるので、注意が肝心である。

もう一人は、晴れて(?)退職する人の祝賀会である。まあ、自由の身にな れて新たな会社を起こすようなことをやるので、実際どうなるか分からないが、 所詮人生なるようにしかならないので、無理矢理我慢して胃潰瘍になったりす るよりは、会社がひっくり返る方がましかも知れない。

既に退職届けは出しているのであるが、上が返事をしないので、今日はアル コールを飲んで勢いをつけてから最後通告に望むということだったので、昼間 からビールをいっぱい頼んで盛り上げた。次にやることが決っているので、い つまでも今の所にいる訳には行かないだろう。後で、どんな結果になったかメー ルで確認しなくては。それにしても、こういう話が、メールで飛んで来るだけ ではなく、メーリングリストに流れていたり、なかなかインターネットは楽し いものがある。

コンピュータ、それもインターネットがらみとなると、人の移動が非常に激 しい。なにしろ2年前にはほとんど影も形もなかった業界である。もちろん、 そこで働く人が極めて少なかった。それが急に注目を集めている昨今であるか ら、あちこちの会社を辞めた人間がひしめいている訳である。そして、この世 界の人間は、インターネットやメールには強いので、つい退職者メーリングリ ストなどというものを作っている。

退職者メーリングリストというのは、もちろん退職者が元いた会社の悪口を 言い合って憂さを晴らすのかと思いきや、決してそういうものでもないようで、 友達メーリングリストの一種だと思えば良い。

何の因果か、私も1つ、退職者メーリングリストの管理者をやっている。ま あ、退職者が入会を希望してくる場合には、某社及びその関連会社の社員また はアルバイトだった者に限り入会を許している。まあ、ごく普通の入会条件だ と思う。それが、どういう訳か、まだ働いている方から「入りた〜い」なんて メールを貰ったりして困ることがある。「入りたければ、退社しなさい」とし か言えないではないか。

それはさておき、別の会社の退職者メーリングリストにも入っている。入れ、 入れと誘われたというか、いつの間にか入れられていたと言った方が正しい。 でも、その会社から給与など貰ったことは無いのである。もちろん、アルバイ トをしていた訳でもない。一時、私が作成したソフトウェアを販売していて、 そのロイヤリティを貰っていたことは確かにある。といっても、ほとんど毎日 その会社に顔を出し、コンピュータを使い倒していたことは間違いないし、ど ういう訳かその会社の名刺も持っている。まあ、昔のいきさつを知らない連中 は、私が社員だったと100%思い込んでいるのかも知れないが、いまさら否 定するのも面倒である。

メーリングリストを作るのは容易いし、あちこちでこのような退職者メーリ ングリストが存在するらしい。退職者メーリングリストを作ろうとするだけで 在職者からの参加希望がどっさりあって、いまだ退職者メーリングリストを作 れないという不思議なところも知っている。退職者メーリングリストって、結 構はやっているのだろうか?


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