ホームページ目次前の話次の話

宿題はみなさん締め切り日になってから作成する

1998年1月22日

マーキュリー計画という宇宙開発と関係ありそうな名前を使ってやっている プロジェクトがある。そのプロジェクトは、実は、 マーキュリーインタラクティブジャパンという会社の某プロジェクトなのである。 日本法人はまだまだこれから本格的な活動を始めようというところなのであるが、 本社の方は、既に十分でかくて、世界中に現地法人等がある。

この会社、非常に偶然に縁ができてしまった。よくよく聞くと、トラブル対 処ツールというか、自動テストツール専門の会社であった。

日本の多くの開発現場では、テスト、とくにGUI周りのテストは、テストの 度に適当なデータを入力したり、マウスを操作したり、適当にというか、いい 加減極まりないテストをやっていることと思う。1度目のテストと、2度目の テストでは、全くテスト内容が異なったり、テストの度にテスト項目を適度に というより勝手に省略して、修正による影響を首尾良く見逃していることと思 う。

この会社は、そういうふうにして首尾良く見逃しているテスト自体の失敗を 少なくするためのツールを開発・販売しているのである。バグの中には、ブロ グラム内のバグではなく、テストの失敗が非常に多いのである。

そういう会社なので、トラブル研究家の当方としては、興味をそそられると いうか、これは相手をしてみようか、ということになってしまったのである。 そういうことで、500万ヒット達成のころ、このプロジェクトが開始された のである。

さて、トラブルよろず引き受け会社、ではなく、トラブル解決支援プログラ ム開発会社と、当方が何か面白いことできないだろうかということで考えつい たというか、でっちあげたのが、トラブルエッセイコンテストなのであった。

募集期間は約2ヶ月であったが、最初の1ヶ月は1通も来なかった。まぁ、 どうせ駆け込み応募する者が多いし、冬休みが明けてから締め切った方が、書 いてくれる人が増えるだろうとのことで、冬休みが明けに締め切ることにした。

一応締め切りまでに来るには来たが、数は少なすぎる。まだ、余裕もあるの でぎりぎりまで締め切りを伸ばすことになった。それで、10日延長して、1 月20日を締め切りとした。今度は、締め切りが遅くなったため、まとめて審 査とかはやりにくくなってしまったので、審査を通過したのから発表していく ことにした。

そして、締め切り日の締め切り時間(20日午後12時)が近付いて来てい たのであるが、審査員の一部がアメリカにいることもあって、締め切り時間を 西海岸の現地時間の深夜0時まで伸ばした。これで、17時間、ほとんど丸一 日の延期になった。

応募は日本時間の最後の一日にかなり集中してしまった。既に審査が済んで 発表されているのを見て、「私のが勝てる」と思って急に応募してきた連中も 多かったようだ。最後の延長ともいうべき17時間にもやってきた。おかげで、 最後は急に読まされ、アメリカへも転送し、結果が出たのから発表というので ついさっきまで忙しかった。

こういう応募になったということは、とうぜん小学生のころ、夏休みや冬休 みの宿題は、休みの最後の日に集中してやったに違いない。延長時間にやった 提出したものは、きっと新学期が始まってから宿題に取り掛かったりしたので あろう。

今の時期、大学は論文の締め切りシーズンである。論文よりトラブルエッセ イを優先させたり、当然仕事より優先させたりと、皆さん楽しみながら、ある いはストレスを解消させながら書かれたようです。

さて、デジタルカメラは誰の手に行くでしょうか? 決めるのも、皆さんだったりします。


ホームページ目次前の話次の話