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参議院選挙の妨害で仕事が遅れてしまった、どうしてくれる

1998年6月28日

25日より参議院選挙が始まり、7月12日が投票である。このおかげで、 随分仕事環境が悪くなってしまった。原稿を書こうとしてコンピュータに向かっ ている時に、突如大音響で選挙演説や候補者の連呼が始まる。せっかく考えが まとまりかけていたのが、その瞬間に忘れてしまい、ちょっとも作業が進まな い。特に、今いるところが、東京でも最大の人口を誇る世田谷区、つまり大き な票田であり、ここでどのくらいの票を確保するかは多分当落に影響する ためか、次々と候補者が訪れる。

静かに仕事や生活をさせてくれたらその人、その党に入れようかと思うのだ が、まだまだ日本の選挙は中身ではなく、音量、握手、ビラ、もしかして金な のであろうか。なんとも低開発国なみで困ったことだ。

インターネットによる選挙運動は、一応禁止とういうことになっている。一 応というのは、担当する自治省選挙課の発表すら意味不明、曖昧な、判断不能 な内容だからそうしか書けない。

今日のasahi.com の参議院選を見ていたら、「閉じる?閉じない?候補者のホームページ」 という題名になっていた。現在参議院議員で今回立候補したものの中で3名が 閉じたとあった。それで、ちょっと調べたら、1名は参議院選挙期間限定の閉 鎖との説明のページが出てくるが、他の2名はエラーになってしまうような状 態での閉鎖である。なかなか乱暴な閉鎖のやりかたである。元議員などの中に も、閉鎖している者が1名いた。詳しくは、 参議院に議員リストが あるので、簡単に確認できるようになっている。

今回の選挙、もう十分に盛り下がっていてどうしようもない状態である。私 はいつものように投票に行く予定であるが、前回よりも投票率が下がるのはほ ぼ確実であろう。不景気が一番の争点であるのも情けない話だが、抜本的な対 策を主張するところもない。景気浮揚策程度で何ともならないことは誰もが知っ ているが、またまた対策は先へ先へとどこまでも延ばされるようである。 こんなこと、いくら書いても虚しいだけなので、やめよう。

さて、ちょっと国会議員たちのオープンしているホームページについて書い ておこう。「あきれたページ」(2002/1/31閉鎖)というのを作成して、あちこちのホームページの なかからあきれたものを探していたのであるが、国会議員のホームページは 宝の山ということが解ってきて、「あきれた国会議員ページ」という特別なコーナーを設けた。

このコーナー、なかなかの人気である。一番多いのが、全然更新をしない議 員が非常に多いことである。もしかして、自分のホームページの存在すら忘れ ているのではないだろうかと思えるようなのも存在する。私こそが党のインター ネット担当者だと堂々と書いているのに限って、だいだい更新もなければ情報 もないことが珍しくない。インターネットといえば格好がいいとでも思ってい るのであろうか。たぶん、インターネットを喰い物にしようとしているだけだ と思える。

それから、どういう訳か知らぬが、日本のドメインを取らず、アメリカでド メインをとり、実際の情報発信もアメリカからやっているケシカラヌ国会議員 も少なくない。確かに日本でのインターネットの費用はアメリカと比べれば格 段に高いが、それを解決するのが使命ではないのか。それとも、「こういう抜 け穴があるよ」ということを広く国民に対して啓蒙しようとしているのだろう か。

町中にべたべた張っているポスターにもうんざりなんだが、インターネット 上でもやることは同じである。どのホームページを見ても、たいていがポスター と同じか延長線上のデザインしかできていない。やたらに画像が多い。顔写真 のオンパレードみたいなのが多く、所属政党も分からないようなのが少なくな い。まあ、更新が余りにも少なくて、すでになくなってしまった政党に所属し ていますなどというのはいくらでも見かける。

国会議員の方々の中には高度情報化社会の実現を叫んでいる者も少なくない のだが、それならせめて日本のインターネットの発展の足を引っ張らないで欲 しいものである。これが、議員に対するせめてもの、ささやかなお願いである。

政治家は、インターネットやコンピュータが分からなくて当然のように思っ ているものもあるが、それは極めておかしい。少なくとも、ホームページやメー ルの処理という極めて初歩的な作業を行なう人材の確保すらできないようでは、 どうするのであろうか。多種多様な分野の人々とのコネクションの広さがなけ れば政治家として失格ではないのだろうか。

選挙運動がうるさくて、仕事がはかどらないので、愚痴を書いてしまった。


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