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引越作業でルータのメモリが破損し接続不可能に

1998年7月20日

この連休は、引っ越しの連続である。それも、コンピュータ関係の引っ越し が連続してあった。

まず、土曜日であるが、書いていたように、利用しているプロバイダの引っ 越しが行われた。今回の引っ越しは、サーバーマシンを遠方の1次プロバイダ の中へ移動するための準備なども含まれている。

土曜日の引っ越しのために、まず金曜日に、某マンション内に秘かに置かれ ていたマシンを外し、ざるそば状のケーブルを外し、サーバーマシンを並べて いた棚を分解したのである。ざるそばの高さは、まだ約10cm程度で、不要になっ た線を抜き取ろうとするのであるが、他のケーブルがハズレたり、さらにより 混沌化が進むといけないので、数本の明らかに簡単に外せるものだけを取り除 いた。

こうして、コンピュータの裏側から集まった線は、床の上に次々と積み重なっ ていくのである。数年も同じ場所にコンピュータを置いて、LANを張っている と、毎年のケーブルの堆積のスピードは加速の一方で、最近では年に5cm以上 のペースで増加しているようである。

さて、そうやって、きちんと前の夜に準備し、土曜日には早朝に某ビルに集 合した。今までもこのビル内にサーバーセンターはあったのだが、今度同じビ ルの別の場所に新サーバーセンターを設けることになった。旧サーバーセンター は手狭になって、もうこれ以上のマシンを置くことが不可能になったのである。

まずは、新サーバーセンターの場所を確保し、各種サーバーマシンをずらり と並べる新しい棚をいくつも並べ、旧サーバーセンターの全マシンを置いても 十分にゆとりがあるようにした。このビルは、サーバーセンターを設けるくら いだから、ビルを建てるときにちゃんと床上げもいっしょにできているので、 配線はかなりきれいに決まる。

とりあえず、サービスを停止しなくても移動できるものをどんどん移動する。 これが結構たいへんである。まだ使っていないサーバー本体を皆軽々と運ぶの である。ネットワーク管理をするには、結構体力も必要なのである。日頃、キー ボードをたらたらと叩く程度のことしかしていないので、夏の引っ越しは体に こたえる。

ついに、専用線も停止し、ルータ、TA、DSU、モデム、ハブ、イーサケーブ ル、電源ケーブルにサーバーマシン等も次々に外していく。いくら休み中とは いえ、できるだけ停止時間を短くするのがプロバイダの最低の義務である。そ うなると、いっぱい人を掻き集めて、物を運んでくれる人足が多数必要になる。 もちろん、新サーバーセンター用に、機器類を全部新しくすれば簡単であるが、 そんなことをすれば膨大な費用がかかってしまう。

ぐちゃぐちゃにして運んでしまうと、再構築のときに非常に手間がかかるの で、結線が分かりやすくなるように、適当な単位ごとに別けて運ぶ。旧センター でベテランが着々と外し、新センターで、若手のネットワークのプロが次々と 組み上げていく。その間の物を移動をしているのが、ネットワークについて何 も知らない私である。まあ、こうやって、猫の手くらいの役にはたったのであ る。

最後に通信回線を外すのであるが、これが床下を延々と這っているのである。 ここの床上げは、曲がる床上げ材を用いているので、床上げ材の一部を曲げて 線を取りだすことができる。しかし、ところどころで、線が曲がったり、他の 電気や電話などと交差していることがあり、どうしても外さざるを得ないこと もある。適当に外して、またはめようとすると、どういう訳か、うまく収まら なくて、向を変えたり、いろいろして、やっと元の状態みたいにしておいた。 少々違っても、まあ、人が歩いて床下に落ちたりしなければ大丈夫だと思う。

次は、組み立てである。まずは、電気の確保である。当然、UPS(無停電電 源装置)が用いられる。通信関係は、電気が切れたくらいで簡単に停止してし まうようではダメである。そして、そのためには、何より安定した電気の供給 こそ一番重要なのである。

移動はしたけれども、ネットワーク構成などはほぼ同じということで、次々 と再結線され、サーバーマシン、ゲートウェイマシンなどに電気が入っていく。 ハブやルータのLEDがちかちかして、反応があり、まずまず順調に行っている ように見えた。しかし、ちゃんと回線接続状況をチェックしていかないといけ ない。1台、2台程度しかないところなら簡単だが、専用線が何本も集まって いるところなので、それらを全部チェックしていかなければならない。

私ではなくプロの人が順番にチェックしていたのであるが、専用線のうちの 1本がどうしてもつながらなくなってしまった。いろいろチェックしているう ちに、ルータがメモリパリティエラーを出してしまった。そう、壊れちゃった のである。余分なルータがある訳もなく、急遽1名が秋葉原ではなく、もう少 し近目の渋谷までルータを1台買い出しに行った。

ルータが手に入るまで、何も仕事ができないので、遅い昼飯を食べに行った。 ネットワークの再構築は時間との勝負なので、途中では、せいぜいトイレに行 くくらいで、他には休息できない。そういえば、早朝から何も飲まず食わずで 皆働いていたのであった。ほとんどの食堂は昼食時間を遥かに過ぎて、食堂が お休み時間になってしまっていた。

新しいルータは渋谷で買ったので、渋谷価格であった。つまり、とても高かっ たのである。でも、短時間で回復しなければならないので、そんなことを言っ ていられる場合ではない。

さて、今日は月曜日、海の日とかで祭日である。しかし、21日の緊急会議 用のレポートと、22日の会議のレポートの作成で仕事である。それで、ちょっ と気分転換してから仕事にかかろうということで、今度は、自分のマシンの引っ 越しをやっている。

今までは、Pentium 90MHz がメインマシンであったが、 「貧乏人ゆえの激安パソコン組立て苦行レポート」 にあったように、K6 200MHz のマシンにメインマシンを切り替えるべく、 たったの1GBしかない個人ファイルをK6 Linuxマシンに移した。

本当は、もっと前に移して、K6の速度を楽しむはずであったが、諸般の事情 やら、新Linuxマシンのネットワーク関係の設定をミスするやらで、ちょっと 遅れていた。今日、急に新マシンをメインマシンに切り替えることに決断し、 一気にファイルを移して、今は新しいマシンで更新をしている。その間、調整 も入れると結局3時間くらいかかったであろうか。

とりあえず、今日は、マシンの中身を引っ越したが、そのうちマシン自体も 別のところへ引っ越しするかもしれない。さらに、今週は、その他にもネット ワークの新設やら引っ越しがあるらしい。時節なのであろうか。


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