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足でハードディスクの熱暴走を感知した

1998年7月23日

7月20日、世間では決して新しいとは言わないだろうが、当方としては新 しい高速なコンピュータを個人用主力マシンに切り替えた。 6月10日の 「貧乏人ゆえの激安パソコン組立て苦行レポート」 にあるように、何とか組み立て、安定性のテストというか、とりあえずどう でも良いようなことに使って、火は出ないかなどの安全性のチェックをやって いたのである。私の場合、コンピュータという物は、24時間連続運転するも のと昔から思っている。特に、インターネットが普及しはじめてからは、遠方 へ出かけていても、自分のマシンを遠隔操作して、必要な情報を取り出したり、 勝手にたまってしまうメールの整理を地球上どこへ行っても続けるようにして いる。メールの整理は、努力と言うより、たまりすぎると、丸一日メールの整理 をする羽目になったりするからやっているだけである。

さて、古くて新しいマシンであるが、特に問題もなかったので、7月20日 海の日に、今までのメインマシン内部のファイルを移して、ちょっと調整して 20日深夜から使い続けている。このマシンは、ミニタワーで、高さが33cmく らいしかない小さめのやつである。新旧両マシンを机の下に押し込んで使って いる。

椅子に長時間座っていることが多いのだが、足の置き場にはいつも困ってい て、昨夜はこのマシンの上に足を置いてマシンの操作をしていた。ケースの外 枠は安物の鉄板でできていて、ちょっと冷たくて今の季節には丁度良い。

まあ、コンピュータの上に足をすけて仕事をしているのはあまり好ましい体 勢ではないかもしれないが、こうすることで、コンピュータの温度を常時身を 持って監視してる訳である。要するに、私の足は温度センサーなのである。

昨夜、体勢を入れ替えて、コンピュータ上の足の位置を手前に変えたら、足 の裏がどうも生暖かい。コンピュータの上に足をずっと載せていたから、体温 でコンピュータが暖まってしまったかと思い、手で調べれば良いところを、面 倒なもので、足の裏よりも感度の高そうな足の甲で測定してみた。さすがコン ピュータの上面を足の甲で温度測定するのは難しかったので、側面の一番上あ たりを探ってみたら、なんだか熱い。

しかたがないので、こんどは手で触ってみた。比較対象として、今まで使っ ていたコンピュータに触ってみたが、そちらは冷たい。う〜ん、これはもしか してまずいのではないだろうか、何が原因だろうか。この暖かい場所の下には 何を入れたか、まだ組み立てて1ヶ月しか経過していないのであるが、よく思 い出せない。

しかたなく、コンピュータを止めることにした。それで、ログアウトしてと 思ったら、Xdmを動かしていて、これの抜け方を忘れてしまっていた。1ヶ月 とは、何でも忘れてしまえるくらい長い時間である。でも、なんとかコンピュー タのまともな止め方を見つけて、正常停止することができた。

もしかして、筐体内部から煙でも出るかと恐怖におののきながら、そ〜っと 外側のコの字形の鉄板を外した。熱くなっていた場所の直ぐ下には、4ギガの ハードディスクを装着していたのであった。5インチベイのところに、3.5インチ タイプのハードディスクを、止め金具を使って止めていたのであった。

CDドライブを買う金もなかったので、2つある5インチベイはどちらも空い ていた。ハードディスクを設置する場所は奥の方にあったのだが、据え付けが やりにくかったので、5インチベイに無理やりつけたのであった。これが失敗 だったのかな。

さて、何とか冷やさないと、ハードディスクが痛む。腐ったCPUファンをハー ドディスクの上に置いてみたり、電源用のファンを置いてみたりしたが、止め るのが大変である。

開ける前に、ファンの風の流量を調べておいた。後ろに電源があり、そこに ファンがついていて、本体内の暖かくなった空気を外に送り出すようになって いるのであるが、あまり風が出てきていなかった。

色々試行錯誤数十分の末、5インチベイのふたを外してみることにした。正 面から見ると、穴が開いた状態で、中のハードディスクが見えてしまう。見え るのはいいのだが、これでは汚い部屋の空気がどんどん本体に入り、中がゴミ 箱になってしまいそうだ。でも、ここを開けておくと、後ろのファンからの空 気の流れが強く、極めて望ましい状況であることも判明した。

それで、適当なふたはないかと探したら、ちゃんんと穴開きのふたが出てき たので、はめ込もうとしたら、どうしても入らない。ほんのわずかであるが幅 が広すぎるのである。止めるための爪の幅も異なる。爪の幅の方は、私がおろ おろしている間に、ニッパで爪の幅を狭く加工されてしまった。

幅の方は、削るしかないが、削るための道具がない。やすりがあればいいの だが、コンピュータ室の工具箱には、あまりやすりは入っていないものだ。こ の頃は、買ってきたボードを挿すだけなので、ドライバーにニッパくらいしか 道具がない。

それで、昨夜はあきらめて、今朝までふたを開けたまま運転を続けた。今朝 は朝早くから、プラスチックのふたを、やすりで削っては、入るかな、どうか なというのをずっと繰り返していた。かなりのプラスチックの粉が周囲にたまっ たので、そうとう削ったと思っても、なかなか入らない。それでも、延々10分 くらい削り続けたであろうか、何とか入った。もう、抜くことも不可能なくら いガッチリと入った。

ふたをしてから、このつれづれノートを書きはじめたのであるが、今のとこ ろ順調である。後ろのファンからも風が強く吹き出しているし、正面のふたの 穴開き部分からは、まあまあの風が入っている。この分だと、大丈夫そうだ。

ちゃんと金をだして、もっと良いケースを買えば、こういうことに時間を浪 費しなくても済むのである。貧乏人は、本当に下らないことで苦労しなくては ならないようにできている。

朝から体力を使ったので、もうへとへとである。


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