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1万通を越えたメーリングリストから学んだ裏事情

1998年11月14日

昨日は、オジサン達のオフ会があって、飲んでしまい、今日土曜日は昼過ぎ まで寝てしまい、子供たちに馬鹿にされてしまった。これでは金が儲かる筈が ないと呆れられたのである。

さて、先日、我が無目的の メーリングリストも、 10000万通ではなくって、何とか1万通を突破してしまった。開始したのが、 majordomo というメーリングリストソフトってどういうのかの実験が主目的で、 1996年11月25日に始めたのであった。だから、そろそろ2年が経過し ようとしている。

現状は、参加人数が約400名、流れるメールが多い日には200通、普通 でも100通はあるだろうか。休みでもないのに1日に30通くらいになって しまうと、メーリングリストのマシンが壊れたかと確認のメールが流れてしま うようになってしまった。

どんな人が入っているかと言えば、「う〜ん」と唸るしかないような人々が かなり集っているが、説明に困るようなというか、バラエティに富んでいると いうか、とんでもない仙人も居れば、あちこちのシステム管理者も大勢気晴し に来ている。話題は無目的なので、何が飛び出すか分ったものではない。まあ、 ある意味で大人のメーリングリストであるが、こういうのを面白く思っていな い真面目な大人もいまだ存在するので、本メーリングリストはまだまだ続けよ うと思ってはいるが、将来の予定など何もない。

話題についてここに書いても仕方がない。メーリングリストの話題について 知りたければ入ってROMしていてもいいし、何か発言したければすれば良いだ けのお気楽、脳天気なものである。

さて、このメーリングリスト、内容は遊びというか情報交換の場なんだが、 こちらは一応メーリングリスト管理者をやっている。管理者くらいのこともや らずに糞文句を吐いている人もいるようだが、根が真面目なものでそういう大 嘘をつけないのがまだまだ大人になり損ねているところである。

管理者をやっていると、新しい参加者があると、「参加者がありました」と のメールが自動的に届くようになっていて、メールアドレスが判るようになっ ている。止めた場合にも、ちゃんと「だれだれさんが止めました」とのメール が届くのである。それで、ときたま知り合いが参加したり、逃げ出したりした のが分る。

以上のはただ情報が送られて来るだけで、それに対して何か行動をする必要 はないが、エラーが送られて来ることがある。それにも幾つかの種類があって、 内容によっては面倒なことが発生するのである。

登録や脱退の手続きに失敗する者がかなりいて、脱退のメールをメーリング リストに流してしまう人が時々いる。こちらで強制的に脱退させてしまえば簡 単に終結するのだがそれでは参加者も楽しめないであろうから、自ら脱退でき るように参加者で教育するようにしている。また、脱退しようとしているのだ が、参加したときのメールアドレス以外から出しているために、抜け出せなく なっている者もいて、この場合は管理者側で削除している。

以上は、極めて単純な場合である。面倒になってくるのは、こちらからメー ルを送ってもエラーになってしまう場合である。相手のコンピュータやネット ワークに異常がある場合であるが、これにも幾つかのパターンがある。

一時的にコンピュータの調整などのためや、故障で停止していると思われる 場合には、とりあえずそのままにしておく。もちろんエラーメールは分類して ちゃと保管しているが。そして、エラーメールが何日も続いている場合は、仕 方がないので削除することにしている。メールでしか相手の存在が分らないの で、トラブル状況をメールで伝えられない。たいていの場合、メールがトラブ ルを起こすとその参加者への連絡手段は一切なくなるのである。

最近一番多いエラーメールは、郵便受が小さ過ぎて溢れてエラーになってし まう場合である。当方のメールを受けたいと思うんだったら、最低200通く らいのメールを受けられる郵便受を用意しなければ話にならない。したがって、 いい加減な個人用のメールサービスの利用者の場合には注意が必要である。こ のエラーが来るのが一番多いのはNiftyで、注意書を書いていたらNiftyからの 参加者は着々と減ったようで、こちらはかなり幸せになってきた。

さらに問題になるのは、インターネット上をメールが流れるとき、メールが 正しく送られなくなり、途中の2台のコンピュータ間で「これはそちらが配る 担当のメールだ」と永久に譲り合わず、それを30回ほど繰り返してからエラー として戻ってくるのがある。エラーメールに限ったことではないのだが、メー ルがどのような経路で何時どのコンピュータを通過したかが分るようになって いて、これがメールの先頭に付加されている。そのため、この貴重な情報を ヘッダーと呼ぶ。

ヘッダーを読んでいると、どこのコンピュータとどこのコンピュータの間で 永久にメールを送り合うという、ピンポンゲームをやり続けたかが分る。この 原因の殆んどは、それらのサイトの管理者のミスに起因するのである。という ことは、こういう状態をよく起こすプロバイダとか企業とか大学とかが、メー リングリストの参加者には自動的にばれてしまうのである。「あすこのコンピュー タ会社、またコンピュータの使い方を間違えて」ということになってしまうの である。インターネットって、こういう風にして自社の実力がインターネット 上にばらまかれてしまうのである。

当方は親切をモットーにしているので、相手の設定ミスであきれた状態が全 世界に知れ渡るのは良くないかと思い、管理者宛にメールを出したりもするの だが、ちゃんとなっていないところは、だいたい返事もないものである。

メーリングリストの管理者などという面倒なものにはできることならならず に済ませたいものであるが、管理者になることで、インターネットの向こうに あるコンピュータ、LAN、管理者の能力、しいては相手企業等の能力なども 推定できちゃったりするのである。恐ろしい世の中になったものだねぇ(^_^)


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