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今年はLinuxという言葉が踊った年

1998年12月30日

今年も明日でお仕舞いだ。一応年末という事で、今年は何があったかを考え てみよう。毎年その年の最後には、反省は込めていないが、なんらかのことを 書いてきたようだ。

1997年12月30日  今年はインターネットが空騒ぎできた年
1996年12月31日  今年はインターネットがやっと立ち上がり始めた年
1995年はまだ始めたばかりで、何も書かなかったようだ。96年、97 年の題からも、インターネットが上昇気流に乗っていることは間違いない。

さて、1998年だが、どんなことがあったであろうか。テーマ別にまとめ てみよう。

メーリングリスト
 今年は、メーリングリストが爆発的に伸びた年である。メンバーも年初には 200名程度であったが、今では2倍の400名になってしまった。流れるメー ルの量は、1日に200通を越す日もあって、総計では10万通/日になるこ ともあり、かなりの負荷になりだした。
 そういうこともあって、ついにメーリングリストが別マシンで、今までと は別のプロバイダの回線を経由して流されるようになった。より正確には、今 までの経路では通信量が多すぎるので追い出されたのである。
 これだけの流量になるということは、なかなか活発に情報が飛び交うとい うからであり、オフ会なるものも催された。主宰者は何もやらないのであるが、 周りがどんどん準備を進めるので、ついに年末に第1回オフ会(兼:忘年会+ ももちゃん歓迎会)が盛大に行われ、オフ会の後は、新宿地下室見学会になっ てしまった。メーリングリストのオフ会で何があったかはとてもここには書け ないので、知りたい人はメーリングリストに参加されたし。

新宿オフィスへの引っ越し騒ぎ
 今年の4月より、新宿にもオフィスができてしまったのである。今までは、 世田谷区三軒茶屋の、ばらばらになったコンピュータ部品が散乱している怪し いオフィスが活動の中心だったのであるが、第2の拠点として新宿区内にもオ フィスを設けさせられてしまったのである。決して自ら設けたのではない。
 つれづれノートにも頻繁にでてきたが、その新宿オフィスは引っ越しが大 好きで、何度となく移動を余儀なくされてしまった。専用回線の来ていないと ころでは私は息ができないので、そこにも専用線を入れたが、これの最終的な 移動は年が明けてからである。
 12月より情報通信サービス部という、私と関係のある部が、地下室に移 動させられることになり、私の怪しいLinuxマシンも地下室に移動させられる ことになった。 ここは、電気花火実験室とも呼ばれ、次第 に怪しい状態に着々となりつつある。

あきれたページ(2002/1/31閉鎖)
 あきれたページは1年前からかなりアクセスが増えていたのであるが、今 年はその影響と思われるのがはっきり出だした。とくに、 「あきれた国会議員ページ」の影響が出だしたことは特記に値するかと思う。 つまり、国会議員あるいはその周囲がホームページを見だした、あるいははっきり意識しだしたようである。
 国会議員のページについては特別なことを期待しているのではなく、1年 間も放置したままにするのは問題ではないかとか思っているだけであるが、更 新するよりも廃止に走ってしまう先生方も多いようである。電子メールをくれ る議員もいれば、載せると廃止に走る先生もいて、様々な反応を見せてくれる ようになった。

『藤原博文の館』
 来年1月5日に発行の単行本であるが、既に書店には並んでいる。秋に出 す予定であったのだが、年末になってしまった。ホームページの題名もいい加 減にやっていたのであるが、それがそのまま書名にまでなってしまった。本書 は、何事もいい加減にやっていると、どんどん成長するということの証である。

以上は、私の周囲での今年の出来事である。まあ、あとは息子が勝手にJava の勉強を始めてしまったことであろうか。困ったものである。

さて、日本のインターネットについて考えてみると、多くの企業が、インター ネット及びイントラネットに本気で取り組まざるを得なくなった年のようだ。 インターネットをするにはサーバーが必要ということで、とりあえずNTサーバー を使って始めたところが多数あるようである。まあ、とにかくインターネット に接続できるようになって喜んでいる、あるいは落ちこぼれなくて良かったと 思っている企業は非常に多い。

だがしかし、NTサーバーはなかなか安定して動いてくれないようである。多 くのところで毎週1回はリブートを繰り返しているようである。NTサーバーは 大量のメモリと高性能のCPUを要求するが、それでもなかなか安定走行には程 遠いが、企業のトップはとにかくNTが大好きである。そういう訳で、これから も総数ではNTサーバーが増え続けることと思う。サーバーが落ちて、あわてふ ためいている姿は、どうみても非常に努力しているように見える。これこそ仕 事をしているということで、NTサーバーは日本の風土にとてもマッチしている。

今年は、Linuxがブレークした年である。週刊誌までが盛んにLinuxを取り上 げるようなり、新聞の1面にLinuxの文字が並ぶことも珍しくなくなった。 「Linuxという新しいOSを知っているか?」とかお偉いさんが言うようになっ たのである。私の周囲には、もう3年以上もLinux、あるいはFreeBSDを使って いる者が多いが、世間がやっとLinuxに気がつき始めたようだ。

解説によると、LinuxはNTより安定していて、OS自体はフリー(だいたい無 料という意味でしか捕らえていない)で経費削減になるという。でも、Linux はとても難しいように書かれている。私にとっては、NTの方がはるかに難しい のだが、世間の人々の考えることは良く分らぬ。でも、まだまだ書店に本が並 ぶくらいで、まだNTを駆逐するまでには至っていない。

まずNTには頑張って欲しい。どんどんNTがはびこって、さらなる仕事をNTに させようとすると、どんどんマシンを更新しなくてはならなくなり、ついに耐 えられなくなり、そのへんの雑誌の付録についているLinuxに入れ替えたらス ピードも安定性も一気に向上して全てが解決するのに世間が気がつくまでは時 間がかかりそうだ。

とにかく、今年はLinuxという言葉が踊った年である。 Linuxがどんどん普及すれば、私にとっては願ったり叶ったりである。


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