ホームページ目次前の話次の話

フォーマットできないハードディスクにインストールしちゃった

1999年8月15日

先日は、国会で盗聴法案が成立してしまった。組織犯罪を対象として作られ たとのことであるが、ちゃんとした(?)組織犯罪を行なうためにインターネッ トもちゃんと勉強した人の場合、しっかり暗号をかけたメールとか、メール以 外の様々な通信方法、さらにそれらに暗号かかかり、日本以外を通信基地とし て動くなど、現実には傍受はどうするのであろうかと思う。

そもそも、簡単に傍受が可能なような通信だったら、その上に商取引きはも ちろん、設計図の情報など流せたものではない。インターネットのビジネス利 用を考えた場合、暗号は避けて通れない。そして、幸か不幸か、組織犯罪者が 使うであろう暗号と、ビジネスで用いる暗号とは本質的に何も変わらない。

法務省へ行くと、盗聴法案が掲載さ れていて、国会の審議で変更された部分も分かるようになっている。まあ、便 利になったものである。で、ちょっと「暗号」というキーワードがどのくらい 含まれているかを調べたら1個所しかなかった。その前後をちらちら読んだり というか解読したら、どうも暗号に関する話は意図的に避けているようである。 暗号化されてしまうと盗聴が不可能になるためなのだろうかと勘ぐってしまう のである。

この盗聴法案に対して、ここで反対とか叫ぼうとしているのではない。それ 以前のことを書こうとしているのである。国会で審議が行なわれたことになっ ているが、そもそも現在の通信技術、インターネットについてそういう議論を できるレベルの国会議員は一体何名いるのであろうか。電子メールを使ったこ とのある国会議員はごく一部のはずである。夏休みに各地で行なわれている親 子インターネット体験教室レベルの知識すらおぼつかない議員が大半ではなか ろうか。だから、議論する以前の水準なのである。

インターネット技術は今後もどんどん発展する。インターネットだけでなく、 他にも新しいものは出てくるであろう。その中には、法律の制定の必要なもの もあるだろう。しかし、そういうものの場合、理解できないまま審議が進んで しまう可能性が高い。どう決まるか以上に、さっぱり分からないまま法律が出 来上がって、それに縛られていくことは恐いことである。


昨日は久々に休みであった。この暑いのに、エアコンが勝手に休みをとって くれて、オフィスは蒸し風呂状態、頭は熱暴走が続いていたのだが、それを解 消しようと、昨日エアコン設備一式のオーバーホールが行なわれたのである。 だから、とにかく休むしかなかったのである。

ということで、久々に、東京といってもかなり遠方に住む友人宅まで出かけ てきた。パソコン、それもPC98が調子が悪いのに見てくれ、とのことで激しい 雨の中を行った。念のため、出かける前に電話して、これから向かうと連絡し ておいたのであるが、家にたどり着くまでがちょっと大変であった。

2つ手前の駅でPHSで連絡したのであるが、ずっと話中らしい。仕方がない ので、友人のオフィスなどに連絡して、FAXを送ってもらったりしたが、駅に ついてもなかなか来てもらえなかった。最近引っ越したばかりで、新しい住所 が分からなかったので、それも調べてもらい、タクシーに乗り、住所だけを頼 りに自宅を目指した。場所が場所だけに、何丁目何番地ではなく、XXXX番地と いう表示だけで目指すという無謀なことをした。タクシーに置いてある地図を 見せてもらって、探し始めたら、それでも番地を発見でき、最短コースでたど りつくことができた。帰りに車で送ってもらったが、その逆のコースで行った のだから間違いない。

さて、家に着いて、ちょっと遅い昼をご馳走になって、新しく購入したパソ コンの設定を行なった。もう既にある程度動いていたので、こちらは予定通り である。持っていたPC-9821が壊れたようで、うまく動かないということで、そ ろそろ新しいのを買って、古い壊れかけたのは娘さん専用にしたら、というこ とで買わせてしまった物である。

さて、壊れたマシン、それもPC-9821という私のもっとも苦手なマシンを何 とかしなければならなくなった。一度だけsafeモードでWindows95が立ち上がっ たのだが、その後は二度と立ち上がらなかった。

では、フォーマットして入れ直すか、ということで作業を始めようとした。 用意されたインストール用のフロッピーと98用のWindows95のCD-ROMを使って 始めたのであるが、おかしなメッセージが出るだけで、ちっともインストール できない。コンピュータの人ではない(私の友人には、コンピュータを知らな い人も多い。fuji-mlのオフ会参加者は例外なのである)ので、 ほとんど必要なものがない。 少しは家で腐っていたPC-9801用のソフトを持ってきておけば良かったと思ったが、 後の祭りである。

近所の同じマシンを持っている人が、最近再インストールしたので、そのと き使ったもの一式を借りてきた。このインストール用フロッピーでやっと動く ようになった。さっそくフォーマットを始めてみたら、途中でフォーマットエ ラーが出てしまう。他にハードディスクもあったが、資料その他が引越しと共 にどこかへ行ってしまい、全然分からない。使えるハードディスクは、途中で フォーマットエラーを起こして腐っている。

さて、どうしようか。じっくり10秒ほど考えて結論を出した。買いに行く、 といっても、今更PC-9821のハードディスクなど金をドブに捨てるようなもの なので持ち主がそれが良いといっても、自分で納得できない。

出した結論は、ハードディスクのパーティションを3つに分けることである。 フォーマットできないあたりに小さなパーティションを作り使わないことにし、 その前後のパーティションだけを使うことにした。正確な位置が分からないの で、何度かフォーマットを繰り返し、ゴミパーティションを小さくなるように 調整して、何とかフォーマットは終った。できた2つのパーティションは、 280メガバイトと500メガバイトである。しかし、インストールは必ず最初のパー ティションに勝手に入れられるようで、280メガバイトにインストールされ始 めた。

小さく切り刻んでしまったので、入るかどうか心配であった。が、さすが古 いWindows95なので、楽々と入ってしまった。それから、娘さんが使う学校指 定のワープロのWordを入れた。まだ、500メガバイトのパーティションは空い たままであり、問題はないようであった。

その日買ってきたパソコン台の上に古いけれど専用のパソコンを持てるとい うことで、とりあえずは娘さんにも満足してもらえた。めでたし、めでたし。

それにしても、なんでこんなパーティションの切り方を思いついたのであろ うか。フォーマットが駄目なら、駄目な部分だけを使わなければ済むのである。 こういうやり方をすれば、世の中にはまだ捨てずに使えたハードディスクは多 数存在したはずである。根っからの貧乏人であることは隠しようがない。


ホームページ目次前の話次の話