ホームページ目次前の話次の話

地下室再建と地下室秘書の計画を画策中

2000年1月15日

今年も、去年同様色々なことが正月早々発生し、面白い年というか、ちゃん と変な年になりそうな予感がしている。

先日、一応私がいる某社のある書類をみたら、一応成長しているらしきこと が分かった。人数も、売上高も、利益(利益は前年比無限倍?)も、そして借 金も着実に成長していた。経営分析などというのはよう分からぬが、良いこと 悪いこと、全てひっくるめて成長しているらしきことが分かったので良しとす ることにした。自覚は全くないようなものだが、一応役ももらっているので成 長しないと困り果てるのである。仲間の連中の会社も、Unix関係が多いことも ありインターネットとかをやっているためか、それなりから急激に成長のいず れかの状態にあるようである。

そういえば、このところ、悪いクジを引き当ててしまった。それは、書店の ビジネスコーナーにある『事業計画の立て方』のようなタイトルの本に目を通 さなければならなくなったことである。もちろん、今までにも、事業計画とい うほどではないが、プロジェクトを企画(正しくは画策)し、何とか利益を上 げて、会社にVAX-11を買ってもらったこと位はある。

『事業計画の立て方』とかいうような題名の本を本屋で物色したのだが、ま あ似たり寄ったりのことしか買いてなさそうだったので、適当に2冊程購入し てきた。某プロジェクト用に、正しい事業計画の立て方に沿った書類を作る準 備として読む訳である。

最近急に腰が変な感じになったのである。ディスプレイを前に変な格好をし て長時間座っていることは、ここ数十年続けてきたが、特に体調を壊したりし たことはない。しかし、『事業計画の立て方』の類の本を2冊置いただけで腰 が悪くなった。読む時の姿勢がよほど悪いのか、体に合わないのか、普段と違 うことをするのは体に悪いらしい。せめて、ディスプレイ上で読める『事業計 画の立て方』の本はないのであろうか。そうすれば、同じ内容でも、ここまで 腰にくることはなかったと思う。

さて、そういう本を読むと、最近の本では、必ずこういう風に書いている。 「この不景気を乗り切るには、ちゃんと事業計画を立てなくてはならない」と いう風な基本路線があるようなのである。新規事業の事業計画であっても、常 にそういう考え方に基づいているのである。たぶん私の本の探し方が悪いため かも知れないのだが、今のマイナス成長時代を生き抜くための秘策としての事 業計画ばかりのような気がしてならない。

それにしても、何でどの著者も、不景気を呼び込むような書き方ばかりなの であろうか。世間では、こんな暗い本を頼りに新規事業計画書などでっちあげ ているのかと思うと、計画書を書く前から事業に失敗するのではないかと思う のであるが、違うであろうか。少なくとも、インターネットなどで着実に伸び ている業種もあるのに、こういう暗い、どんどん不景気になれというような本 ばかりでは困るではないか。

ベンチャービジネスというタイトルの本が昔はいっぱい並んでいたと思うの であるが、本屋には殆んどなかった。『ベンチャービジネスは日本の救世主だ』 というのがあったが、これでは日本のビジネス全体がもう駄目だと宣言してい るようなものにとれるがなぁ。

私の考えは単細胞である。いつの時代にも、成長するものがあれば、死滅す るものがある。まあ、諸行無情なだけなのである。それこそ、死滅せず、発生、 成長だけがあったら、いったいどんなことになってしまうか。人間の重さで地 球が潰れてしまうではないか。ビジネスも同じでいいのではないかねぇ。

コンピュータで自動化するなんてのは、雇用を減らす原因である。自動化な んてやらずに、超高層ビルの耐振計算をソロバンでやれば、いくら人がいても 足りない。自動をどんどん禁止してしまえば、もう人が不足して不足して大変 なはずである。

まあ、そういう暗い新規事業計画書の書き方なんて本を読んでいたら、体調を 崩してしまったので、別のことを考えよう。

以前、某社の怪しい連中のための地下室な るものがあった。そして、その地下室を取り仕切るために、地下室秘書という のを募集したことがある。しかし、非常に困ったことに、地下室秘書採用とと もに、地下室閉鎖になってしまったのである。 地下室秘書という条件で雇ったというのに、採用とともに地下室がなくなり、 太陽の光が入ってしまう地上6階のオフィスになってしまった。そして、地下 室秘書もいなくなってしまったのである。

さて、やはり地下室というのは、コンピュータを相手にしている人にとって 非常に心地よい環境である。窓から太陽光が入っているというのは非常に嫌な ものである。大学などのコンピュータ実習室なども、最近はちゃんと北向きに なったりしている。だいたい南向きの部屋を嬉しがるのは日本位のもので、世 界の大半では家は太陽を避けるように作ってあり、陽当たりの良い部屋は家具 が痛みやすいというようなことで割安なのである。

さらに地下となると、周りの騒音が聞こえ難くて、とても環境がいいではな いか。まあ、洪水で地下が水没するという危険はありうるが、それさえ対処さ れていれば、風の影響は受けないし、禁煙にしておけば、煙害も気にしなくて 良いし、いたれりつくせりである。それに、だいたい日本では地下の部屋は嫌 われるようで、部屋代も安い。

ということで、また地下室を作ろうと画策しているのである。地下室を作る には、それにふさわしい仕事を作らねばならない。ちょっと特殊で、一体何を やっているのか理解し難いようなのが最適ではないだろうか。そのためにも、 新規事業計画書を書かねばならないのである。地下実験室、地下研究室のよう なものを作って、地下室秘書以下匿名プロジェクトを行なうなんてのは、パソ コン初心者にとって最高の夢である。


ホームページ目次前の話次の話