ホームページ目次前の話次の話

散歩娘がLaTeXをマスターしちゃいそうなので、そろそろ引退できるかな

2000年6月23日

もうすぐ衆議院選挙である。しかし、こちらは非常に忙しく、毎日毎日どうやっ て仕事を断るかを考えるのに忙しい日々を送っている。何か良い方法はないかと 知恵をしぼっているのだが、それでも仕事の依頼が来てしまうのである。上手な 断り方を知っている人が居たら是非御教授していただきたいものである。

それなのに、衆議院選挙の騒音カー(宣伝カーとも言うらしい)は、景気回復とか、 仕事を増やそうとか、とにかくより忙しい世界を作ろうというような、聞いただ けで体が硬直してしまいそうなことばかりを言ってくれるのは困ったものである。

それにしても、消費税を下げれば消費が増えて景気回復とかという騒音を聞くが、 そんな簡単なものではないと思う。あれだけ利息を下げれば消費が増え、景気回 復と言っていたクセに、利息だけ下がって、借り手が増えるどころか、その後ど んどん銀行が潰れたのであり、言っていたことは嘘になった訳である。まあ、そ んなことは、初めから予定されていたことであり、まだまだバブルの後遺症が残っ ているに過ぎない。そして、非生産社会、つまり作ってどんどん売れば経済が活 性化するなんて時代遅れなことを未だ言っている候補者が居るとは。

まあ、そんなことはどうでもよい。何とか、人間的な生活ができるように、もう すこし仕事を減らしたいと思っているだけである。自分だけがそうかと思ってあ ちこち聞いてみたが、どうも私の周囲はそういう連中がやけに多い。まあ、何も やることがなくってインターネットに手を出したような私の仲間なのだが、それ が人生の誤りであったようだ。パソコンというか、その前のマイクロコンピュー タという言葉しかなかったころ、正しい立派な正当なコンピュータをやらずに、 そういう邪悪な物に手を出すとは何事かと、随分言われたものである。やつは頭 が狂ったらしいという話も熱心に行われていたようであった。

そういう前科の持ち主が、ついインターネットに手を出してしまうのは当然の成 行きで、重犯になってしまっただけである。まだ、JUNETというのがあって、某 出版社の地下室を基地にしていた頃からこの世界にひきずり込まれてしまい、現 在に至っているのだから、もう相当病状も重い。メールが読めない日々が続くと、 禁断症状がでるのではないかと心配する輩もいるのであるが、私自身はそういう のを心配しているのではなく、読めるようになったときに、溜っていた大量のメー ルを処理するのに丸1日費さなければならなくなる可能性が高いからである。

電子メールでしか連絡できないと思い込んでいる人々は、すぐに返事が来ないと、 何かあったのかとさらに多くのメールを送りつけているので、大変なのである。 溜ったメールを最初から順番に処理していたのでは、駄目なのである。最初のメー ルに返事を出してから、その後で、状況が変わったというメールにぶち当たる確 率が高いので、全体を把握してから返事をしなければならないので、それはもう 大変である。

しかし、最近は、出社していても電子メールを読む暇も少なく、まして返事を書 く時間はなかなか取れないのである。したがって、大切なメールから順番に処理 するようになってしまったのである。そうなると、重要度がちょっとでも落ちる と、どんどん溜っていく。現在、メールの返事は、最大で約1ヵ月の遅れが出て しまっている。まあ、そこはパソコン初心者なので、なんとか大目に見てほしい ものである。

ところで、昨日も、終電近くになってから、帰宅した。もう、家族全員が、私の ことなど忘れて寝てしまっているだろうと確信してドアを開けたのだが、なんと 散歩娘がまだ起きていた。珍しく、Vine Linux を使って、何やらやっているよ うであった。

通常、こういう状態で声をかけると怒鳴られるだけなのであるが、昨日は殊勝に もソフトの使い方を教えてくれと、珍しいことを言われた。見ると、TeXをやっ ているのである。正確には、LaTeXである。

このごろの学校のコンピュータ教科書には、LaTeXの説明まであって、試したら しいのだが、例の訳の分からないエラーばかり吐いてくれて、うまく修正できな くて、困っていて、こちらが帰宅するのを待ちぶせていたらしい。

で、見ると、綴が違っていただけなのであるが、なかなか最初はなかなか気がつ かないのは仕方がない。まあ、夏休みの宿題を、LaTeXで仕上げるのかどうか、 何をやりたいのかは良く分からなかったが、とりあえずLaTeX初心者の私でも分 かる程度の内容だったので、何とか父親は初心者ではあるが、まだ何とかコンピュー タ技術者を保っているということは示せて助かった。

とりあえず教えたら、後は誰かに似て、勝手に本の例題等を試していたので、さっ さと無視して風呂に入り、ゆっくり出て来たが、まだLaTeX遊びをしていたので ある。私が風呂に入っていた一瞬の間に気が大きくなって、「この夏休みは、 LaTeXをマスターするぞ」などという宣言を聞かされてしまった。

美文書‥とか、何冊か本まで調べていたようであり、困ったやつである。 何故だか知らぬが、TeXで化学式を書きたいとわめいていた。このあたりのやり方は 私は全然知らない。化学が苦手なというか、あの匂いが嫌いなので、とてもそんな ことは勉強もしたくないと思っていたので、この夏には確実に散歩娘に、 「化学式の書き方も知らないの」と軽蔑されそうである。

という訳でめでたく引退し、今年の秋からパズル三昧できるかな。


ホームページ目次前の話次の話