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プログラムが書けなくなったのでLaTeXで落書きして暇潰し

2000年9月8日

最近、世の中では事件が多いようである。大企業、とくに建設業界の数千億円 単位の借金の踏み倒し請求が年内にも次々と出ようというマスコミ業界にとっては ネタに困らない時代のようである。そういえば、国会で数千億円の税金をバブルの 崩壊の後始末で使うといってもめたことがあったが、あれは何だったのでしょうねぇ。 あの当時ですら、そんなに少ない額ではないだろうとは、東京の土地の価格の落ち込み方、 あちこちに放置された空き地の山、そういうのからちょっと計算しても、数十兆円 になるのは小学生の算数の範囲だったのだが、まあ、世間、国会とかはそんなもの と納得しておこう。

世間は、やっぱり暇なのであろうか。残業が減り、収入が減り大変、レジャーどころではなく、 どんどんレジャー施設がつぶれ続けているらしい。しかし、間違って、私が暇を 潰している業界は、どうも俗世ではIT産業と呼ばれるようになったらしい。 パソコンと通信回線さえあれば、色々できてしまう、まあ今までの立派な産業 と比較すれば、何も実体がないとしか言えないような業界である。今でこそ、 マンションの1室くらいは必要であるが、もうじきベッドの上とか、公園に不法滞在 しながらだってできる産業になるであろう。

こういう、まるで実体があるとは思えないIT産業に向けて、国は舵を取って行こうと しているようである。昔は、ちゃんと農作物を作っているのが産業であり、これが 何千年か、もしかすると何万年か続いた最も立派な伝統の産業である。それが、 工業になり、商業になり、ついに架空業を主要産業にしようとしている。

しかし、これは、私にとって、非常に困ったことである。こんなことになって しまうと、せっかくパズルでも作って遊んで暮らそうと思っていたのに、ますます 忙しくなってしまうのである。架空業なら私でもやれるかと思って、1990年代前半に 考え、1995年にいい加減なホームページを立ち上げて実験を始めたのであるが、 どうも架空業の次の、もっといい加減な事を夢想というか、そういう業をでっちあげないと まともな生活、人間的な生活はできそうにない。

まあ、ぐちを言っても、誰も読みやしないし、同情もしないと思う。 それよりも、先日まで娘は北の方に行っていて、やっと昨日帰って来た。 まあ、娘が居ないと、さすがに家の物はなかなか壊れないので、その点では安心であった。 娘が帰って来るのと入れ替わりに、Java息子が出て行った。 まあ、そのうち帰ってくるであろう。夏休みでもあり、まあ、こんな生活である。

こんな訳で、某社は忙しく、なかなか困っている。 それも、プログラムを私がいっぱい書かなければいけなくて忙しいのならまだ嬉しいのだが、 それ以外の雑用でとっても忙しいのである。

例えば、面接する人が偶然居なくて、呼び出されてしまう日もある。 地下室でパズルを解いて遊んでいるときに限ってそういう呼び出しがある。 そんなことしかしてない私が出てもと思うのだが、 他に誰かいないのかと電話で話しても誰もいないと分かれば面接にも出なければならない。 早く面接担当を入れないといけないようだ。

そういう訳で、プログラムを組むだけのまとまった時間がなくなってしまったので、 LaTeXで遊んでいたりする。LaTeXといえば、当然論文を書いたり、 ドキュメントを書いたりするのに利用するのがほぼ全ての人の利用方法で、 その他に実際に本を出版するために利用している人がいたりするであろう。 しかし、私が利用してみようかなと思っているのは、 せいぜい図を描くのに使ってみたい程度なのである。まあ、曲がりくねった曲線を 描けるとか、色も使えるとか、最後はPDFにしてしまえるとか、その程度のことに 興味をもっているのである。

というよりも、簡単な図を描こうと思っても、大抵のツール類は面倒なのである。 まあ、できることなら、マクロというか、プログラムの制御で図が描けるように なっていて、データファイルを用意しておけば、それを反映した図がちゃんと描ける とかが欲しいだけなのである。もちろん、図と、文章とが同一ファイル上にまとめられる ようになっていないと、私のような管理の下手な人間には、ファイルの管理だけで 疲労困憊してしまうのである。

コンピュータを操作するのも面倒なので、LaTeXのファイルを吐き出してくれる Perlでも作れればとも思ってしまう。データと、メモ書きを与えると、「てにをは」 を付け加えて文章らしくて、図との対応も取ってまとまった暇潰し指南書を出力する ものなど作れないだろうか。

もちろん最大の理由は、Windows上でWordでも作れることだったりするのだが、 そういう作業を始めると、どうも私のWindowsマシンの顔面は簡単に真っ青になる。 そして、下の方に棒グラフが出て、次第に伸びて行くのであるが、結構これに時間がかかる。 問題は、肝心な図を描いている時によく落ちてくれて、長い休息時間の後に もう一度同じ図を描こうとすると、既に頭の中からアイデアは消え失せて、 二度と同じ図が描けなくなっているのである。

Linux上でLaTeXで何とか図を描こうとしている限り、ほとんどというか、 絶対と言っていいほど死なない。ただこれだけが、Linux上で、LaTeXを使って 絵を描く理由のようであると思ったが、やはり無料ということは大きいかな。 それに、どういう風にして動いているか分からないツールよりも、中身を知ろうと 思えば知ることもできるというソフトには、初心者の私でも安心してしまうのである。

プログラムも組めなくなった人には、LaTeXのパッケージを使って落書して遊ぶ くらいが良いようだ。


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