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部屋が臭いなと思ったらパソコンの電源が燃えていたのだった

2000年11月8日

昨日、友人が来て、「最近は更新が少ないねぇ。忙しい?」とか言ってくれた。 確かに忙しいことは確かだが、まあこのページは、忙しくても面白いネタがあれば、 寸暇を惜しみ、寝るのも惜しんで書くことだってある。

昨日のことである。部屋の中で、どうも変な匂いがして、ちょっと気になっていた。 地下室の隣では、こちらに対抗してか、大きな穴を掘っていた。まあ、ビルを 建てていて、現在基礎工事のための穴掘りが始まり、掘り出した土を運び出す 大きなダンプカーが頻繁に出入りしている。

そういうこともあって、当然、この嫌な匂いは、隣の工事現場で何か変な ものでも燃やしたりして、その匂いが落ちて来たに違いないと思ったのであるが、 ドアを出て、クンクンしても、部屋の外は匂いがしないようであった。 何か変だな。まあ、部屋の中、もしかすると足元に弁当の食べ残しを置いて いるようなのがいて、匂い出したかなとも思ったが、どうもよく分からない。 ちょっと異臭がしているなという程度であった。

さて、そういう匂いがしだした部屋であるが、それよりもずっと前から、 地下室の中の1台のマシンの調子がどうも良くなかった。再インストールすれば とか、マザーボードを変えればとか、表示できなくなるのだったらグラフィック ボードが駄目なんじゃないと、周囲の者は勝手な指導をしていた。

そして、どうしてもそのマシンの調子が悪いというので、マシンを止め、 蓋を開け、中を調べ始めていた。まあ、こういう状態になったら、当然仕事を のんびりやっている場合ではない。どれどれ、どういう状況になっているのかな、 何が原因で不調なのだろうかと、つい思ってしまうのは初心者の域を出ていない 証拠である。しかし、つい手を出そうとして、邪魔なフラットケーブルをどうにか しようとして触ったとたん、とっても暖かかったのである。フラットケーブル が暖かいほどに、つまり電気毛布みたいなレベルの温度になってしまっていたのである。

次に調べるのは、当然熱を一番発生するはずの電源である。そして、触って みた。おそるおそる触ればよかったのだが、単にどれどれというくらいの気持で 触ったら、触れない程高温に熱せられていた。それでも、何とか火傷はしなかったが、 これでは話にならない。電源が焼けていたのである。

煙が出る前に気がついて地下室丸焼けは免れた。これで、いまの開発を途中で 止めて、気分新たに作るなどということも同時に不可能になったのであった。 どうして、ヒューズが飛ばなかったのであろうか。まったく役に立たないヒューズである。 電気だけでなく、温度で切れるヒューズも入れておかないと危ないようである。

ということで、電源をなんとかしなければいけない。電源が駄目というのは 分かったが、それだけかどうかは電源をちゃんとしたものに変更してみないと 分からない。しかし、貧乏地下室には余分なATX電源などない。しかし、運の いいことに、私用で休んでいる者が若干1名いたので、やるべきことは決まりである。 その電源を盗んでテストをするしかない。

しかし、盗んだ電源は、小さなケース用の電源で、ファンの位置とかが特殊であり、 焼けた電源の代わりに付けたけれども、きちんとは付けられないので、仮止め だけをして動作テストをした。もちろん、この機会に一部変更もしたが、 だいたいあっさり安定して動くようになった。電源のトラブルは、とにかく恐い のである。最悪は火災が発生する。今年4月に購入したケースに最初からついていた 電源であり、ちゃんとやれば保証してくれるかもしれないが、面倒な手続きすると、 その手続きの費用の方が高くなってしまう。とにかく、代わりがいかに早急に 手に入るかのほうが重要なので、とにかく外して、他の電源に置き換え、 保証なんかをしてくれるよりも、こびとの玩具にした方が教育的ということが あるかも知れないと誰かが勝手に言い出した、あるいかこびとが「ばらして中を見た〜い」 と叫んだからか忘れたが、電源はこびとの手に渡った。

そして、電源ケースはさっさと保証のシールがはがされ、蓋が開けられてしまった。 そのときの嬉しそうなこびとの顔はお見せできないが、蓋を開けてしまった 電源は以下のようなものであった。最終的には、もっと解体したのは言うまでもない。

電源を開けたところ

コンピュータの信頼性も落ちて来たかなぁ。気をつけなければ、何を買わされるか 分かったものではない。とりあえず、燃えないであろうケース付き電源を1つ調達 したのであった。買いに行ったのは、休みをとったばかりに電源を盗まれてしまった 社員である。ここでは、だれのコンピュータの部品でも抜かれてしまう可能性が あるので、おちおち休むこともできないのである。それどころか、朝来るのが遅い と、その間に内蔵を抜かれるかも知れない。さすが地下室である。


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