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冗談で行ったことは実施され、着実に成果をあげる

2000年12月24日

地下室にも御歳暮が届いた。1つはチョコレートである。これは皆で美味しく いただいた。そして、もう1つは、恒例の浜松産のパーツである。今回は、 豪勢に大2枚と小1枚であった。以下は、その記録写真である。

こういうものを頂いたら、当然すぐになんとしてでも組み立ててしまいたいのであるが、 ただいまちょっと時間がなくてできないまま飾ってある。正月にでもと思っているが、 さてどうなるだろうか。

今日はクリスマスイブということで、世界中で散歩娘の誕生日を祝ってくれて いるようである。もう、ずっと前にクリスマスプレゼントも渡したというか、 秋葉原へ連れていかれて、「この中古が欲しい!」というのを買わされたのが クリスマスプレゼントかつ誕生日プレゼントになってしまった。プレゼントが 1回で済むので、安上がりな娘である。娘の誕生日は、もちろんクリスマスである。

ところで、この家であるが、何でも言ったことは実行されてしまうのである。まったく やる気がなかったことでも、ついうっかり言ってしまうと、実際にやったり、 見たり、行ったり、食べたりしなければならなくなる。有言実行というか、 まるで童話の世界の、「触るものが全部金になって欲しい」といったらそれが 実現されてしまう世界と同じようなことになってしまう。

朝出かけるとき、今晩は家で食べると言って朝家を出て、途中で夕食を どこかで皆と一緒に食べてから帰ると、家で食事が待っていたりする。 しかたがないので、とりあえず、「明日食べる」と言ったら、 また明日出て来るのである。それを繰り返すと、1週間でもそのまま出て来たりする。 どうやったら捨ててもらえるのか、相当に苦労する。まあ、確かにこちらも悪いのであるが。

これが食事だけではない。どっかへ行きたいとかとりあえず言っていたら、 無理矢理そこへ連れて行かれたりする。

そういう訳だから、言ったことは実行したり、実現しなければならないことに なってしまったようなのである。パソコンやりたいといえば、なんとか部品を調達して 組み立てたりするのはまだよい。パソコンのことを聞かれて、つい知っているような 返事をすると、その後で設定など一発で決めないと、もうボロ糞に言われるのである。 「本当はコンピュータの仕事をやっていないだろう。会社で遊んでいるだけだろう」 とか言われるのは日常である。

確かに、地下室では、ほとんど毎日、メールを読んだり書いたりいているのと、 パズルを解いたりしている程度の日常である。ときたま、その他の文章などを 書くこともあるが、そんなに多い訳ではない。

そして、どいういう訳か、この地下室も、有言実行的になってきてしまった。 「あれやりたい!」と言えば、「やれば、どんどんやれば」という感じである。 まあ、某社自体、のんびりと毎年たった2倍の成長率であるのだが、それでも 何の制度もちゃんとできていないに等しい。だから、「‥‥はどうなっていますか?」 とか聞くと、そんなものはないので、やってくれませんかという話になる。 最初に言ったものが制度の草案を書いて、ついでに責任者になる。 こういうのを無法地帯というのか、積極的というのか、冒険的というか、 まったくアドベンチャーなところなのである。こういうところが、世間から ベンチャー企業と言われている理由かと思うし、ベンチャーキャピタルが良く来る のもそのせいだと思う。

新しい技術に興味があれば、どんどんやれというのはもちろんである。金が いっぱいかかることは駄目だが、そうでなければ何をやってもよいらしいのである。 というか、興味を持ったことをやって、それでちゃんと実を結ばさなければいけないから、 それはそれで、結構大変だが、いやいややる訳ではないので苦しくも面白い。

そもそも、地下室なんて、一番とんでもないところである。 「一日中、仕事をやらずにパズル三昧したい!」というとんでもない考えでいたのであるが、 それが実施されてしまっているのである。それも、日本最大の組織がバックについて 昼間からパズル三昧の怪しい部屋になってしまった。パズルが下手だと残業がついて きたりする。

某社も、一応会社らしく、将来計画などというのを作らなければならなかった。 会社は、適当に存続していれば良いではないかとおもったのだが、売上目標とか、 そういうことが必要らしいのである。経営目標というのかな。それで、当然適当な 人間たちのことであるから、充分な分析とかシミュレーションをする訳もない。 どういう目標値をたてたかというと、毎年2倍に成長である。2倍というのに、 特別な根拠がある訳ではない。コンピュータ屋なら、成長という言葉を聞いて、 一番最初に思い浮かべるのは2倍であろう。2進数で2倍は、1ビットシフトする だけなので非常に簡単である。会社の成長目標もその程度のどうしようもない考え でしか決めないのである。

世の中、しっかりリサーチして決めたことのほとんどが駄目になるのであるが、 某社はいいかげんに決めた目標でも確実に実現するという無茶を何年間も実施 してきている。そして、来年早々には、また恒例の引っ越しをするのである。 このところ、春の入社は、かならず引っ越し作業が新人研修に組み込まれているような 気がするが、どうもこれからも続くような気がしてならない。よその会社は、 もうすこしましなことを研修内容にしていると思うが、某社の研修内容は そんなものである。

地下室は、某社の海外社員旅行には連れていってもらえなかった。地下室の メンバーが海外に行ったら何が起こるか分からないとでも思われたのか、 それとも英語力が足りなくて、海外旅行も出来ないかと思われたか、まあ 良くは分からない。それでも、まだ海外旅行に行く夢だけは持っていて、 英語の勉強も少しはやっておかないと、21世紀には完全な落ちこぼれに なるのではないかとも思う。そういう訳で、 TOEICくらいは受験して、 まずは自分達の能力を知ろうということになった。意外と謙虚なのである。

そう決まったら、誰かを受験させなければいけない。いろいろなこびとさんが いるが、英語の試験となったら、英語こびとが最初に受験しなければいけない ということに勝手にきまったのであった。もちろん、何点を取るか、 周囲の人の点数が気になるのは当然であろう。もっと多くの人が気になる ようにと、こともあろうに英語こびとが何点を取るか、賭けが実施されて しまったのである。一番点数の近かった人が、食べ放題、飲み放題になるという 賭けである。

もちろん、賭け点のほとんどは900点台であった。男らしく満点の990点を 目指せというものもあったが、英語こびとは女なんだが、皆勝手な賭け点をつけ、 勝手なコメントを書いていた。そして、点数が届いたのである。TOEICは、 Listeningと、Readingの2つの部分に分かれて各々点数がでるのだが、 Listeningが満点だったようである。最高点を狙って何度も受験していた英語学校の 教師がいたが、こんなに簡単に満点が出ていいのかと思ってしまうが、 実力なんだからどうしようもない。

私も一応、太古の昔に受験したことはあって、最低点よりは最高点に近い点数 が出たことはあり、外務省と運輸省はその点数を認めてくれたのだが、 有効期間は2年と言われてしまい、再度受け直さなければいけないかもしれない。 某社では、TOEICの点数が高いと、海外で行われるコンピュータとか インターネット関係のイベントに参加させてもらえるかも知れないのである。 確かに、英語もろくに出来ない者が行っても、何の効果もないので当然であろう。 でも、英語こびとの点数を聞いて、ますます点差は広がるばかりである。 しかたがないから、英語こびと同伴で、どこか近場の海外へ地下室メンバー中心の 社員旅行でもしてこようかと思っている。


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