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パソコン初心者は年賀状ソフトに苛められ年賀状間に合わず

2000年12月30日

今年もあと少し、そして今世紀もあと少しになって、なんとか正月を楽しく過ご せるかと思っていたのであるが、思いっきり裏切られた。本当は、のんびりと、 パソコン生活つれづれノートなど書いている場合ではないのだが、やるべきことを やる気力が一気に失せたというか亡くなったからこれを書いているのである。 詳しい理由は後で書くことにする。

今世紀に生まれ、なんとかマイコンとかパソコンなどの相手をしながら世紀末 までやってこれた。初心者は初心者なりにやってきて、それなりに経験したり、 知合いもできたり、知合いでいたくない人もできたり、まあいろいろありました。 パソコンで遊んでいるためだと思うのだが、多くの人と知り合うことはできた ようである。そして、もらったマザーボードをまだ組み立てられないでいる。 この正月にと思っていたのだが、事件が発生したので、ちょっと無理になって しまったようだ。

世紀末ということで、ちょっと恰好をつけて、それなりのことをいい加減に 書いておこうと思う。マイコンが始まる前の世界のことは、まだ幼かったためか、 あまりよく覚えていない。マイコンを始めたころには、既に東京に居たことだけは 確かである。

パソコンあるいはコンピュータはどんどん変化し、古いもののほとんどはどんどん 捨てられ、世界的なコンピュータ会社さえ次々に捨てられることが何度と無くあった。 そういう変化に事欠かない業界でしか生活できない能力しかないため、ずっと この業界に身を置いてきたのだが、まあ、確かにいろいろあって、話のネタには 困らない、飽きることの無い楽しい業界ではないかと思う。

そして、90年代半ばから、インターネットが普及し始めたのであった。 初心者には、ネットワークのことはよく分からぬが、JUNETなどというものがあった ので、とりあえず fuji@明日技術.junet なんてメールアドレスを80年代後半から持っていた。 技術的には、その頃、つまり15年くらい前と本質部分は変わらないような気が する。しかし、技術面以外、つまり社会への影響力とかにいたっては、この数年間で 急激に影響力を増して来た。そして、インターネットという言葉以上に、IT という 言葉が一人歩きしてきたようだ。ITと言えば何でもできる魔法の技術らしい。

しかし、私自身がやっていることは、パソコンを分解したり、壊したり、 ソフトウェアをインストールしたり、暴走して真っ青になった画面を見て自分も 真っ青になったりという程度で、ほとんど進歩がないような気がする。パソコンを 次々に換えるのと同様に、会社なるものもいくつか点々としてきて、只今は某社 地下室というところに住み着いている。ここは、来世紀になっても毎年2倍成長 を目論んでいるらしい。

さて、インターネットが普及して何が変わったかと言うと、それまでは組織が 個人に比較して圧倒的に強かったのだが、大きいか小さいかで勝負がどんどん出来なく なりつつあることは良いことだと思う。また、嘘をつくこと、嘘を隠し続けるのが どんどん難しくなってきたのも良いことだと思う。また、正論が通ることが多くなって来た。 いままでは、正論を言うのは人間のやることではないと言われていたが、インターネット の影響のためか、海の向こうでは正論が通るらしいことを国会、官庁、大企業なども 知ったのか、今度は、今までところっと態度を変えて、急に正論を言い出すものだから、 反対派は調子を狂わせたりする始末になった。インターネットはこのような行動パターンの 変化に少なからず影響を与えたと思う。

他の業界のことは全然知らないが、日本全体としては大変な不景気らしく、 就職もかなり困難な状況らしい。一応IT業界と言われているらしいところで、 それらしい仕事をしているので、なんとか明日の食事くらいは出来る状態である。 まあ、明後日まで持つ業界かどうかは良く分からないし、考える能力もないので やめる。

インターネットが普及してから、政界、官界、マスコミ、その他いろいろな ところと接触することが起きてしまった。こういうことは一生ないままでいよう、 パソコン初心者を貫こうと思っていたのだが、けっこう引っ張り回されて、12月の 末には忙しくて体重が1キロ減って、適度なスポーツ、散歩さえしないのに充分な ダイエットになってしまった。

政界といえば、国会議員会館に何度か行き、地下道を歩き回ったりしたのであった。 それにしても、国会議員会館の各議員の部屋は狭い。日本人の住処が「ウサギ小屋」 なら、国会議員会館の部屋は「ネズミ小屋」と言っても良いだろう。そういう理由 かどうかは知らないが、国会議員会館の建て替えが予定されていたが、予算が通らな かったようである。国会議員会館だけでなく、中央官庁と言われる所も、各人の オフィスは本当にこれで大丈夫かと思われる程度の狭い所が多く、これではろくな 仕事ができるわけがないと誰もが納得するスペースしかない。もっとちゃんとした オフィスにして、仕事もちゃんとしてもらいたいものである。そういえば、来年になると、 省庁再編なので、いろいろ動きが出て来るのであろう。悪い影響がこちらに及んで 来ないようにしたいと思う。

さて、来世紀、何をしようか。パソコン遊び、たぶん私はとりあえずはLinuxをして、 Palmをして、パズルをして、できることなら工作機械を持ち込んで、地下室で パズル工作をして過ごしたいと思う。これでは何も進歩がないようだが、まあそれで 満足である。地上の方では、毎年2倍成長と予定しているので、まあ、地下室は毎年1.9 くらいにとどめておきたいと思っている。しかし、一部のプロジェクトは、 何を血迷ったか、半年で10倍とかいうプロジェクトもあったような気がする。 まあ、そんなことより、来世紀は、非生産産業構造推進のため、しっかりパズルを 全世界に普及させ、労働時間の減少、自己満足と知的満足の増加に貢献しようかと思っている。 これが成功すると、地球の環境はかなり改善されるかもしれない。

実は、いろいろ発表すべきことも有るのだが、もったいないので来世紀に伸ばそう。

さて、最初にもどって、またまたパソコンのトラブルである。今の時期であるから、 当然、パソコンの使い道は年賀状制作以外に有りえない。しかし、それで大トラブル が発生してしまったのである。

某社の年賀状の正式版は、とっくにできあがり、投函済みである。しかし、地下室 というところは勝手なことをするところで、地下室版年賀状というのを計画したので ある。今年は地下室も、膨大な作業があって、なかなか年賀状を作る時間がなかった。 それでも、一応気の効いた絵柄の、地下牢を思わせる格子模様の年賀状とかを考えた 訳である。わさわざ、そういう指示をしてプロのデザイナに作ってもらったのである。 ちょっと懲り過ぎとも思ったが、やるときはそこまでやらなくっちゃぁ。

年賀状の宛先さえ集めれば、アドレスを地上の方で入力してくれるという話であったが、 アドレスを適当に拾い出す時間が無かったのである。まあ、その気になれば、自分で 年賀ソフトの住所録に入力してもいいや、これくらいなら初心者にもできると思っていた。

そして、昨日ソフトのインストールから始めて、動くことも確認して、100名分 ほど入力したのである。まあ、無理して全部やらなくてもと思って、昨日は適当な ところで帰宅した。

そして、今日、とりあえず裏面だけをまとめて印刷してしまおうと思い、やってみた。 一応家庭用インクジェットプリンタであるが、年賀葉書程度の量なら楽勝ということで、 1時間もかからずに格子模様を印刷し終えた。

さて、昨日の続きということで、ファイルを広げて、適当に出す出さないを考えながら ホイホイ入力していた。快調そのものである。同じ会社の場合には、コピーして、 名前などごく一部の変更だけで済むので非常に簡単である。

そういう訳で、気持良く入力していたのであるが、パソコン初心者はパソコンにとても 嫌われているので、やはりというか、起きなければいいと思っていたことが起きてし まったのである。例の「不正なことをやったでしょう」というメッセージである。 確かに日頃不正なことは無意識のうちにもいっぱいやっているのではないかという不安が あるような生活パターンであるから、やむなくプログラムの再起動になった。 まったく困ったものだと思いながらも、いつものことで慣らされてしまった自分が怖い。

一応動いているようなので、また入力をしばらく続けた。そして、既に入力したはずの 会社の名刺がまた出て来たので、ちょっと検索してみたが全然出て来ない。そんな馬鹿な と思いながら、住所録の中を見てみたら、「ん、ん、なんだこれは」という状態になって いたのである。データ数はあっているのだが、入れたデータのかなりが消え、代わりに 別のデータが上書きされてしまっているようなのである。かなり事態は深刻である。

と思ったが、事態はもっと悲惨だった。まあ、無くなった分は入れ直せばと思い、 残りは印刷などに利用できるかなと思ったら、たった1枚の印刷さえ拒否される始末。 もしかして、入力したデータ全部駄目か?さて、どうしてくれよう。丸1日でもきつい とおもわれる入力量なのに、それが全部駄目とは。もう、絶対に今世紀中には出せない。

かくして、パソコンに苛められながら、21世紀を迎えることになってしまった。

来世紀のせめてもの希望は、「不正なことをやったでしょう」というのから解放である。


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