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もう就職説明会のシーズンが始まってしまったのか面接に駆り出される

2001年2月10日

今年の冬は、東京でもある程度積もるくらい降り、寒い。おかげで、どうし ても散歩する機会は減り、地下に籠ることが多くなり、どんどん不健康な生活 が続いている気がしてならない。もともと、コンピュータとか、パズルとか、 どう考えても頭にも体にもそれほど良いとは思えないのだが、そういうことし かできない悲しい運命のため、こっそりインターネットやら、ホームページやら、 LinuxにJavaをやって暇を潰していたのだが、その呪いが祟って、今やとんでも ないことになって、もはや取り返しがつかない状況である。こうなれば、皆を この世界に陥れてしまえば、自分だけではないということで多くの人に安心を 与えることができるかと思う。

まず、某社が、春の引っ越しシーズンに入ったため、色々打ち合わせなるものに つき合うことがある。部屋のパーティションを決めるのが面倒だなぁ、 と思っていると勝手に決めてくれる便利な業者がいたり、荷物を移動するのが 大変だなぁと思っていたら屈強な人が来るのかどうかは知れないがオフィスの 物を移動する専門業者がいたり、電気が足りないなぁと思っていると電気を増やして くれたり、まあ大抵のことはやってくれる業者がいるものである。これで金を 取られなければ完璧なのだが、そうはいかないらしい。

そういう風にして、やっと某社本社移転騒動の段取りができつつあったとき、 地下室分裂騒ぎがおきてしまった。地下室を2つに切断して、半分をより健康 そうな階に移動するというのである。現在の地下室の隣にビルを建てていて、 その地下室もものにしてしまえば、面積が倍になり、ビルとビルの間の土を 取り除けば地下室どうしが繋がって、とても便利だとおもっていたのだが、 そういうことはなかなかさせてもらえないらしいのである。

という訳で、ついに日の当たる組と、地下室のままである日の当たらない組 ができることになってしまったのである。しかし、最後のハードルがまだ1つ 残っているのである。借りる金があるかどうかの問題もあるにはあるが、電気 が使えるかどうか、つまり増強できるかどうかにかかっているのである。容量 が少ないところだと、レーザープリンタが動き始めたらそれだけで蛍光灯が 一瞬暗くなったり、マシンが異常動作したり、しばしばブレーカが落ちてしま うのである。

という訳で、某社は全社あげての引っ越し祭の最中である。毎年春に引っ越し するというのは慣わしで、これは避けて通れない。そうすると、容器が大きく なるわけで、中身を追加しなくてはということで、中身の調達も盛んになって しまった。一応、春の新卒が何名か入ることになっているので、追加何名かで ほぼ席は埋まるのではと思っていたのだが、ついいっぱい調達しようとして、 ついでに仕事まで降って来た。地下室は仕事が降って来ないようにこっそりと 地下に潜っていたのに、どういう訳かJavaをやっているなどということがバレ てしまい、パズルで遊ぶ暇がなくなり困ったことになっている。

そういう訳で、引っ越ししながら、面接という受けたことのない領域の対応 までさせられている。入社試験も面接も受けたことがないのであるから、当然 どういうものかも知らない。会社説明会にも一度も行ったことがない。その手 のことで経験といえば、学生のとき、某自動車メーカーがタダで遊びにつれて 行ってくれるということで、それだけ利用して河口湖へ遊びに行ったのが、企 業の採用の企みに乗った唯一の経験でしかない。

なのに、面接を数こなさなければいけなくなってしまった。あまりやってい るうちに、増やした容器がいっぱいになってしまったのだが、それでもまだ足 りない分野はまったく足りなくて、次の引っ越しのことも考えながらの面接の 日々である。つまり、引っ越しの得意なネットワーク技術者も欲しいなぁ、と 思っているのである。

本当に一番欲しいのは、ゴーストライターと、プレゼンター、面接担当者と、 引っ越し担当者と、公的機関担当者と、秘書こびと(英語とパズルが好き)だっ たりするのだが、このあたりはなかなか適当な人が来ないのである。ゴースト ライターさえ来れば、雑誌や本の締め切りは全然怖くなくなるのである。そう いえば、もうずいぶん前になるが、某I書店に行ったとき、地下に案内されて 何があるのかと思ったら、立派な和室があって、碁盤が置いてあったりして、 これで遊べば良いのかと思っていたら、ビールが出て来て、仕事の話になって しまったりした。もしかして、あれが著者を缶詰にするための部屋かと思うが、 今度そういう類の部屋に通されそうになったら、ゴーストライターを置いて 来たいと思っているのだが、駄目かなぁ。

そういえば、雑誌の原稿の締め切りが1つ入っていた。昨夜、某雑誌社の 人と飲んだのだが、さすがに敵も締め切りは忘れていなくて、念を押されて しまったのである。酒をいっぱい飲ませて忘れさせてしまおうという計画を したことがあるが、いかんせんこちらは酒に弱いのである。それにしても、 どこの出版社も、編集の人間は酒に強いのが多く、この戦いは戦う前から 勝負がついているような気がする。出版社の入社には、アルコールに強い ことが重要なのかも知れないと思っている。

面接初心者が面接してても、数をこなしていると少しずつ上達することもある ようである。それにしても、さまざまな人が応募してくるものである。そんな 中で勉強になったのは、就職先の企業がどんな会社かを全然調べなかったり、 複数の会社に応募してみて自分に良さそうなのを選択するということを殆んど しなかったなと思える人が居たりするのにはびっくりした。まあ、就職して みたら、期待と全く違ったとかなら良くあることで、人生そんなものだったな と思うが、どうもそれすらない人がいたりするようだ。

聞いてみると、実際に出向している先と契約社員として属しているところとの 間に、覚えられない程の会社が介在しているのにも遭遇した。玄孫(やしゃご)請け あるいはもっとだったかも知れないが、そういう人までいた。元請けだけは それなりの企業で、私も名前くらいは知っていたが、その他はさっぱり分からない ところばかりであった。これだけしっかりフィルターがあると、途中でずいぶん 目減りして、いったり手取りはどうなってしまうのかと要らぬ心配をしてしまった。

私なんか、マイクロコンピュータって面白そうじゃないか、ということで、 当時はまだそういう会社が殆んどなかった中からとりあえず遊びに行ったら 運悪く引っ張り込まれてしまったのであった。それ以来、この業界から足抜け できずにだらだらと居続けているのとどちらが変かは良く分からぬが、それに しても面接は色々なことを知る良い機会である。

面接は、普通は夕方か夜か休みが多いのである。某社は無名なことこの上なく、 新卒がどんどん応募するようなところではないので、ほとんどが中途採用であり、 つまりどこか別のところからトンヅラして入ろうという、どちらかというと 面接のベテランみたいな人も多いのである。そういう面接のベテランに対して 私のような初心者ではとても面接戦で負けるので、早く担当者が欲しいのである。


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