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某社地下室台北旅行(1)

怪しい旅行に同行しても普段の癖は直らず本を購入

2001年3月13日

某社地下室の怪しいメンバー達は、某社のグアム旅行には行けなかったのである。 まあ地下室に生息しているので、グアムに行って、太陽と遊ぶなどというのは苦手だろうと 思われたのか、別にそのうち旅行しても良いということになっていたのである。

まあ、いろいろな仕事系の雑用も2月の半ばに済み、3月初めには引越しも済み、 とりあえず一段落ということでちょっと国外逃亡していたのであった。行き先は 色々あったのだが、寒いところは嫌だとか、旨いものを食いたいとか、温泉に入りたい だとか、各自勝手なことを言うので、当然収拾は付かないのであって、 結局食べ物優先ということかどうかは知らないが、台北に決まったのである。

羽田が良いと騒いだ者が多かったのであるが、結局出発間際になって、知合いを 経由して何とか安くなど無理難題を言ったもので、当然のように成田からになってしまった。 自宅から成田までの方が遠いという人もいたのであるが、出発の前日に成田のホテルに 泊まったのは、何と成田に一番近いところに住んでいる人達であった。まあ、この人達は 別便だったのだが、そのおかげで出発前日に雪になり、万一のことを考えてホテルに入ったのである。

しかし、出発前日にパスポートを取りに行った人もいるくらいの団体なので、 行動はどんなことになるか想像ができよう。それでも、ちゃんと台北に着き、 無事全員帰ってこれたのであるから、これからも地下室は続くようである。 もちろん、行きと帰りの飛行機は団体行動であったが、それ以外は全部自由気まま勝手行動 というスケジュールであったのは言うまでもない。それ以外の行動パターンなど考えられない 人々なのである。

順序を追って解説など面倒なので、思いつくままに書いていこう。 まず、台湾であるが、通貨は元で、1元=4円と思えば良い。物価は、種類によるようだが、 食事、交通費などはかなり安い。大雑把にいって日本の半額以下という感じかな。

台北に近付くと、町中スクーターだらけであるのに最初びっくりしたのである。 北京などにおける自転車の大群がスクーターに置き換わっているのを想像してくれれば、 だいたいそれで正しい。ついでに、事故現場も見てしまった。2人乗りは一杯見たが、 皆ちゃんとヘルメットをしていた。後で分かったのだが、安いヘルメットは、200元位で 売っているのをディスカウントショップで見つけてしまった。 ちょっとこれで大丈夫なのかと思ったが、これが台北というものだと自分を納得させたのである。

東京で暮らしてるため、地下鉄には皆慣れていて、台北での移動にも地下鉄を多用したのであった。 基本が20元だったので、かなり安い感じである。台北市内なら30元もあれば充分であった。 東京の駅と違って、非常にきれいであった。禁煙はもちろん、禁食が徹底していて、 飲物の自動販売機もないし、ホームには売店もない。こうでなくっちゃきれいな駅には なれないのかと納得したのであった。

きれいなのは、ホームだけでなく、通りでもゴミを殆んど見かけなかったし、 くわえタバコで歩いている人も皆無に近かった。当然、タバコも、ゴミもなく、 カラスが生息できないような状況であった。ちょっと裏通りとかをのぞき込むと、 もう日本では有り得ないだろうと思うようなボロい家などはいくらでも残っていたが、 公共の場所はきれいだった。日本はもっと見習わなくてはならないと思う。

色々な所、もちろん夜市に毎夜通ったのは言うまでもない。夜市を最初は団体で歩いていても、 いつのまにかどんどん団体が細胞分裂し、そのうち最小単位になることも多々あるようであった。 それでも、ちゃんと次の朝までには全員ホテルには戻っていたようであった。

海外へ行くと当然買物であるが、デパートなどよりコンビニに行ってしまうのは日頃の癖で直らない ようであった。それにしても、日本にあるのと同じコンビニやファーストフードがいっぱいであった。 風景だけ見ていると、台北にいるというより、東京そのままではないかと思うことばかりであった。

台北駅というのは、まあ東京駅みたいなものだと思うのであるが、その近くに新光摩天展望台 という台北一高いビルがあると言うので、馬鹿なものだからつい高いところへ上りたくなり 行こうとしたのである。しかし、11時にならないと駄目だったので、その付近を徘徊することに なってしまった。適当にふらふらさ迷っていたら、本屋があったので、つい入ってしまい、 つい何冊も購入してしまったのである。

偶然入ったのが結構大きな本屋で、コンピュータの専門書も売っていたので、つい色々 眺めてしまった。O'Reillyの本の翻訳が出ていたりしていたので、これは世界各国語版を 買い集めると面白いかと思ったが、相当の言葉に翻訳されていそうで、ちょっと怖いと 思い、そういう本の集め方をするのは止めにした。

しかし何かを買うべきであろうと思って探していたら、JAVAの本が並んでいたので つい手を出してしまったのである。色々見比べたが、やはり題名に目がくらんでしまい、 『JAVA徹底研究』という本を購入し、最近JAVAのプログラミングからちょっと遠ざかっている のを反省し、この本で勉強しようと思ったのである。定価がNT$720(720元)であったが、 台湾では書籍は値引きされて売られていて、実際には576元(2割引)で購入した。

本屋1軒だけでは充分な時間潰しができず、ふらふらとパソコンショップに入ってしまい、 色々な価格をつい秋葉原や新宿と比較してしまうという病気が出てしまった。 まあ、大差ないか、ちょっと高めの感じがしたのであった。

台湾だと、コンピュータが安いのではないかと思い込んでいる人が多いようであるが、 どうもそうではないらしいことが判明したのである。このことについては、後で詳しい 資料などもお見せしよう。

しかし、やはり観光客なので、何か買いたいのである。また台湾に来られるとは思えないので、 何か記念品ということで、つい並んでいた雑誌などを見て回り、何冊か読めもしないのに 購入したのである。PDAとかLinux関係の雑誌を購入してしまったのである。

中身は、結構しっかり書かれている感じのものが多く、猿にも分かるが大半を 占めているのではないかと疑ってしまいたい某国の出版事情とはちょっと違う気がした。

台湾の書店では、座り読みは当然のことで、ちゃんと椅子が用意されていたり、 しっかりテーブルまで用意してくれている場合が少なくない。じっくりそこで勉強 できてしまえる感じであった。延々と何時間も読んでいる風な人もいたし、 眠ってしまっている人までいて、書店における読書環境は日本よりはるかに恵まれていた。

そんな感じで、3泊4日の某社の社員旅行は始まったのであった。


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