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ノートにLinuxをインストールしたがCD入れ替え回数に披露困憊

2001年9月9日

今年の夏は死にそうに暑いかと最初は思ったが、もうかなり涼しくなってしまった。 恒例の引越し行事がこの秋にもあり、ついに今回は地下室が移動させられてしまう番に なってしまった。地下室というのは、画面が見やすく、そういう点では最高である。 もちろん、パズルとかをやるには、『地下室』というイメージが最高に合うだろう。

地下室の隣に新しいビルを建設していて、この地下室への移動なら、穴を直接掘って しまえば、移動といっても簡単だと思っていたのだが、まだ完成していないし、 どうも普通のマンションで、新聞広告なども載っていた。

移動先は、4駅が利用可能という我が家と同じくらい便利というか、どの駅へ行こうか 毎回迷うような場所である。まあ、そこには本社とやらがあり、本社の中に吸い込まれる のかと思ったら、本社と同じビルで、さらに上の階になってしまった。 いままで地下生活ばかりだったので、できるだけ窓から遠い位置を確保しようと努力した。 本箱と壁でできるだけ囲って地下室の雰囲気を保ちたいと思ったのであるが、 パーティションはかなり高価なので、とても地下室の雰囲気をだすことはできそうにない。

あと5週間したら、地上の投げ出されてしまう。でも、心は地下室だとか。

さて、私も、最近はノートパソコンを使うこともある。もちろん自分のではない。 家には2台のノートパソコンがあるが、1台は中古で娘のである。もう1台は永久借用品 であり、妻が使っている。夜中にこっそり使用したら、使ったことがバレてしまった。 もっと気をつけて、きちんと使用前の状況に戻さないといけないようだ。

ノートは、オフィスの方で、もっぱらWindowsでしか見えないそうな物を送られたとき、 やむなく見るのに使っている。まあ、ときには、WordとかPowerPointで作成のことなんて 指定があることがあり、初心者は苦労しながら作成しないこともない。

ということで、現在、Linux(Kondara)マシンと、ノート(WindowsMe)を使っている。 1台に両方を入れてマルチブートとか、VMWareで両方同時に使ってしまうなどもあるのだが、 初心者としては混在みたいなことはしたくないので、どちらのマシンも清く正しい使い方をしていた。

しかし、Linuxのノートがないとなかなか不便なことも多い。 PowerPointだけでプレゼンしているだけならまだしも、プログラムの説明とかを行うとなると、 右も左も分からないWindows上では、とても初心者レベルまでいけない。

ということで、ノートパソコンにLinuxを入れることにした。どのLinuxを入れるかは色々 考えたのだが、先日入手したHolon3.0豪華というのが転がっていたので、これをちょっと試しに 入れてみることにした。よければそのまま使えばいいし、 気に入らなければ他のディストリビューションを入れてしまえば良いだけである。

ノートは、IBMの iSeries 1620 である。Celeron 500MHz、メモリ192MB、ハードディスク20GB、 などなど、このノートが来たときには、当時使っていたタワー型のパソコンより強力であった。

OSはWindowsMeが入っている。まずはデフラグなんて処理である。まあいろいろやって、そのあと バックアップをとってからインストールである。しかし、初心者は、初心者であるが故に、 バックアップをまったく取らずにLinuxのインストールに突入してしまったのである。 まあ、こんなことをやればトラブルが必ず待っているのだが、あえてやってしまうのであった。

デフラグが済んでしまったら、CDを入れてリブートすればインストールは終りみたいなものであろう。 Holon2.0 には、2枚のインストールCD(CD1,CD2)がついていた。CD1はKernel2.2を、 CD2はKernel2.4を 入れることができる。まあ、こういうときは新しい方、バージョン番号の大きい方を 入れるのが普通であろう。しかし、まあ、若干危険なこともある。

液晶もちゃんと認識してくれて、グラフィカルな表示がされ、インストール作業は進んでいく。 パーティションも分けるのは面倒なので、Windowsの部分を /dos とし、残りはスワップと / だけという 初心者的な分け方にした。そして、インストールが始まるかと思ったら、止まってしまった。

インストーラがエラーを出している。Pythonのソースの中で、エラーが出ていて、 ファイルが見つからないとなっているのだが、ファイルが見つからないのではなく、 Pythonのプログラムがバグっていて、ファイル名の部分が正常になってなかったのである。

しょうがないね、最低限の指定をしつつ進めてきただけなのに、それさえできないとは。 Kernel2.4を入れようとしたからダメで、Kernel2.2なだ大丈夫かと一瞬思ったが、 インターネットでバグ情報を探してみたら、ありましたね。Windowsのパーティションを インストール時に指定すると止まってしまうと。

今度は、Windowsのパーティションを放置したままでインストールを進めてみたら、 あとはすんなりと進んで行った。そして、パッケージのインストールである。 初心者には、何事も標準が良いだろうということで標準を選んでのインストールである。 インストールするパッケージの数が800くらいあるので、ここで少し時間がかかるけれど、 それでインストールはほぼ終りの筈であろう。

と思って、ぼけっーと眺めていたら、CDの入れ替えメッセージが出ている。 まあ、1枚に入らないし、CD2から始めたから、CD1から取り出すものもあるだろうと思って CD1を入れたら、ちょっと進んだところでCDの入れ替えメッセージが再び出た。 これで、後はCD2だけかと思ったら、またCDの入れ替えメッセージが出たのである。 いやいや、このCD入れ替えが延々と続いたのである。

何回CDを入れ替えたか分からないくらいの回数CDを入れ替えた。 CDインストールになってから、大抵の場合は1枚のCDで最初から最後までいけたし、 CDが2枚になっても、途中で一度入れ替える程度であった。まあ、インストール時に、 CD入れ替えを頻繁に行うなんてことは、CDなるものが出現していらいしたことが無かった。

その昔、今から10年くらい前までは、Unixといっても3.5インチフロッピー50枚組とかで 来ることも珍しく無かった。この50枚組システムフロッピーのバックアップを、50枚のフロッピー で取ったものである。インストール前にそんな作業をしていると、それだけで1日が終ったものである。

そういうことを思い出しながら、永久に続きそうなCD入れ替え作業を続けた。 このノートは、あまりあれこれソフトを入れていないので、CDドライブを使ったことも少ない。 たぶん、今までのCD入れ替えの総回数よりも、このインストールでのCD入れ替え回数の方が多いような 気がした。まるで、CDドライブ耐久試験みたいなものである。 こんなやりかたをしていると、そのうちCDを床に転がしたり、かならずトラブルが起きてしまうのである。

しかし、なんとか最後までたどり着いた。ブートフロッピーも作って、インストールCDを抜いて リブートだ。終了ボタンを押したのだが、どうやってもCDが出て来ない。 インストールは完了した筈だが、うんともすんとも言わないし、インストールCDは飲み込んだままである。 ALT+CTRL+DELさえ効かないので、電源を強制的に切ってしまった。

再び電源を入れ、CDを抜き、ブートを眺めていたら、なんとかインストールはできているようだった。

しかし、これでは初心者には使えないかなと思い、また別のパッケージを入れて試すことにした。 まあ、Holonは試しに入れてみただけで、最終的にインストールするのは別のマシンの予定なのである。

まあ、ノートパソコンというのは、いろいろ制約された環境で使うことが多いので、 どちらかというと慣れたディストリビューションの方が無難である。 初心者は危険を犯すなど勇気がなくてできないので、元々入れる予定であった Kondara を入れてみた。 こちらもCD2枚組であるが、途中で一度CDを入れ替えるだけですんなり入った。

最近のLinuxの商用パッケージを見ていると、どんどんWindows化が進んでいるようで、 いろいろ調整などしようと思うと、やり方がよく分からなくなる傾向がある。 もう、パソコン初心者にはついていけない世界がLinuxの世界にまで広がりだしたのだろうか。


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