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告訴状は何とか受理されたけれど今後の展開や如何に

2002年1月31日

なんだか今月はせわしなく過ぎてしまった。雪印本社のネオン(オフィスからは近い)は ずっと消えているかと思ったら、今日は既に点灯している。もう快復したのであろうか。

例のメール爆弾は、多い時には1日1万通を越えていたのであるが、 もう1週間以上止まったままであり、この1週間はとても穏やかである。 といっても、メール爆弾対応が穏やかなだけで、メール爆弾対応に時間を取られたため、 延期していた作業を次々と片付けているのだが、そういう時に限って別の問題が 生じるという自然法則が存在する。

その作業の中で、自ら関係する告訴状なるものに生まれて初めて目を通すと言う 体験もしたのであった。まあ、何事も経験である。是非皆さんも経験した方が良いかも しれないが、とくにお勧めはしない。一般には、何らかの事件に巻き込まれている場合にだけ 行うことであり、一部の告訴を趣味とするような人々を除けば、一般常識程度に知っている 程度が無難かと思う。

つれづれに本を読んだり、あるいは本や記事を書いたり、ホームページのどうでもよいような 読む人も暇潰しにやってきているのが分かって書いている文章というのは、かなり気楽なものである。 それにひきかえ、訴状は緊張してしまった。インターネット関連の法律の基本知識程度は、 インターネットで飯を少しばかり食っている身として把握しておくのは必要だと思っていたが、 それ以上は、2ヵ月前までは全く考えた事もなかった。

自分でやってしまうという方法も無くは無かったのだが、弁護士にやってもらった方が あれこれ相談できるし、警察対応という問題などもスムースになるというものである。 いや、緊張しすぎて心臓麻痺とか、その他多くのストレスから解消されるということもあり、 またつまらぬ失敗とかをせず、着実に告訴まで進めるとの考えから弁護士を代理人とたのである。

そして、昨日(1月30日)、告訴状は受理されたので、第一関門は何とか突破したのである。 そもそも、インターネット上での事件というのと、実際の場所との関係はとても 希薄なものが本質的にあるのは避けられないが、今回はOCNの東京という所は明白だし、 オフィスも新宿区内にあり、まあ何とか提出にこぎつけられた。多くのインターネット犯罪 では、提出警察署すらどこにすべきかはっきりしない場合が少なくないと思う。 ネット犯罪によっては、攻撃している方も、攻撃に利用している乗っ取ったコンピュータが 実際にどこに置かれているかなど調べもしなければ、気にもしていないことが多いであろう。

つまり、法的な行為が踏み出されたのである。ログファイルをちゃんと整理することとか、 まだいろいろやることがある。量が多いので、これをプリンタで印刷してから持って行く というのはとても無理な話である。最低限を印刷することにしても、プリンタ用紙が段ボール3箱 にはなると思う。CDに焼くしかないであろう。最近自分で焼いていないので、そのあたりの 練習からしないといけないので、とても手間である。警察提出分、自分の控え、会社の控え、 その他公的なセキュリティ機関への情報提供なども必要になるので、何枚か準備が必要に なろうが、プレスする程の枚数ではないだろう。

告訴状は受理されたが、問題はこれからである。確かに爆弾は来なくなったが、 1日1万通のメール爆弾に対して、これは大変なことだということで対処してくれるか、 1日1万通のメール爆弾くらい我慢しなくてどうすると諭されるか、 はたまたセキュリティのことを偶然にも知っていて、ブロックしてしまったので 生活が破綻してしまったり、会社が倒産に追い込まれなかったので、事件にも値しないと 考えられてしまう可能性もないではない。

色々な可能性が考えられるが、どちらの方向に進むかはまだ分からない。 まあ、こちらが考えただけではどうにもならないので、とりあえず推移というか、 警察や検察の判断を待つしかないので、静かに待つことにしたいと思う。

ただ、1日1万通程度のメール爆弾がどう扱われるかによっては、 メール爆弾が公に認められる存在になる可能性もまだ捨て切れない。 これは、私が悪い方に悪い方に考える為かも知れないが、 もしそうなってしまったら、日本ではメール爆弾はやりまくっても良いことになる。

以上は杞憂だと思うが、時間が経てばどちらかが明白になるであろう。

国会議員を初め、偶然にも法律関係者などとも顔を合わせることが有るが、 インターネットに関しては、はっきり言って、殆んど全ての人が右往左往している 状態である。インターネットを利用して、攻撃側と守備側だけがやけに詳しく、 社会的な部分をきちんと運営していくための部分が極めて立ち後れていることは 日頃良く感じるのであるが、本事件により、そのあたりが実際どなのかを確かめられる と思われるので、自分のことであるが、 JUNET時代からネットワークを使い続けて来ている者として、対応には大変興味がある。

すぱっと解決してしまう事を期待しよう。


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