ホームページ目次前の話次の話

サイバーテロの脅威とその裏側@警察庁技術対策課

2002年2月28日

今月は短く、今日が最後である。色々出かけることが多く、何もできない間に 2月は通り過ぎた気がする。

パソコン初心者であるから、いつ失業するかも知れないので、 「失業者はエンジニアになれるか」などは大変参考になるだろうか。 一度でいいから、こういうパソコン初心者用の講習会、それもできれば無料または お金を貰いながら受講してみたいと思うのだが、もう何十年もの間実現できていない。 せいぜいやったことがあるのは、講師くらいである。

今は、セキュリティとか、メール爆弾とか、「広告」という文字の入った まったく読む気がしない邪魔臭い広告メールの山とか、面倒なことに悩まされる。 面倒なことはコンピュータにさせようということでコンピュータを始めたのに、 本来の目的は未だ実現せず、あれこれ毎日雑用に追われている。

インターネットセキュリティの勉強もしなくてはと思い、先日セキュリティ関係の セミナーに出席してみた。初心者は、常日頃から勉強しなくてはならないのである。

「サイバーテロの脅威とその裏側」というタイトルの講演が、警察庁技術対策課 の人によって行われたのである。「裏側」という言葉につい反応してしまい、 出席してしまったのである。PowerPoint で作られたプレゼンで、裏側を見せてくれる というものだった。と言いたいところだが、サイバーテロの一般的説明が行われ、 平成12年に行われた中央省庁等のホームページ改ざん事件の説明が行われた。

それから、韓国等からの、歴史教科書に対する抗議の目的で行われたDOSアタックに ついてであった。詳しくは、通信総合研究所の 2001年のニュース の3月末頃を見れば色々情報は得られるであろう。

インターネットには国境がないので、海外の警察等との協力が欠かせないが、 これがなかなか連絡が取れなくて対処に困ると力説していた。 しかし、私の所には、海外の政府機関などの方が、日本の政府機関、行政機関よりも 一般的には遥かに早く返事をしてくれる。日本の場合、行政機関の一部は、 もうだんまりを決め込んだのではないかと思うところも有る。困ったものだ。

ということで、ホームページを中心とした説明だけでほぼ終ってしまった。 インターネットの世界で1年も前のことを説明されてもなぁ、というセミナーであり、 予定時間をきっちり使って説明したら、質疑応答もなく、さっさと消えさってしまった。

被害にあったときの対処とか、警察への連絡はどこにすれば良いかとか、 そういうサイバーテロ事件が発生したときの対処とか、警察への連絡などどうすれば 良いかなどは何も無かった。確かに題名は「裏側」であり、裏側を摘み食い的に 話したのであるから、題名に嘘はない。

しかし、これでは、何のために警察庁の人が出て来てセミナーを やっているのかさっぱり分からない。「警察庁技術対策課はちゃんとやっていますよ」 というアピールのための一方的セミナーであったとしか思えない。検索エンジンで 調べたら、同じタイトル名、部署名でセミナーが引っかかるようなので、きっと同じ プレゼン資料で同様のことが今後も行われることと思う。

しかしなぁ、インターネット犯罪に対して、地元の警察署が対処するのはどう考えても 無謀なやり方である。少なくとも都道府県単位、東京なら警視庁全体で事件に対応する 窓口を1つ設けて対応するようにしなければ、各警察署の担当はクタクタになるか、 処理が進まないままになるであろう。各警察署が対応するようなことをやっていたのでは、 なかなか進まない。根本的におかしい。

インターネット犯罪では、攻撃側、防御側の両レベルだけがどんどんグレードアップし、 途中の社会制度、社会インフラの部分は、日本では異常な落ちこぼれが出ているというか、 落ちぼれを必死で隠しているとしか思えない。今のところは、技術者同士の連絡網を利用したり、 セキュリティ会社などを利用して対処するしかないと思う。 それとも、インターネット上では、自分の身は自分で守れという親心だろうか。

首相官邸IT戦略本部というのが あるんだが、某国はIT国家を目指しているようなのだが、大丈夫かなぁ。最近は、声が小さく なって、別の事件で忙しいようだ。


ホームページ目次前の話次の話