ホームページ目次前の話次の話

夏の暑さで何もかも萎れそうだが成田の国際大会へ行かねば

2002年8月3日

今年の夏は、なんだか非常に暑い気がする。そもそも暑いのは嫌いである。 瀬戸内で育ったからか、勝手に夏には強いだろう。寒い方が苦手だろうと解釈される ことが多いが、まったくその逆である。

瀬戸内の夏は、暑いといっても、東京のようにエアコンの排気の熱風を浴びる ような暑さではなく、カラッとした暑さなので、まあ我慢できる。 東京都心の真夏の日中はとんでもない空気が漂っている。

そんな暑さでも、ときどき外出しなければならないことがある。ほとんどは地下鉄を 乗り継いで行くことが多い。地下鉄はそれなりに冷房が効いていて、移動中はたいした ことはないが、階段を登って歩道に出て太陽を浴び、温風に晒されると、もうダメである。

そういう状況を見て、「萎れている」なんてとんでもないことを言い放った奴がいる。 しかし、完璧に当たっていたので、反応ができなかった。もちろん、一緒に暑いところを 歩いていたから、実際に萎れていて思考することもできない状態であったに違いない。

こういう状況になると、とにかく水分補給しかない。手軽に済ませるには、自動販売機 で水分を購入して飲む。体温を下げなければダメだと思ったときには、アイスコーヒーでも 飲もうとして、ドトールとかに入る。グラス1/4くらい飲めば直ちに回復するので、 少量の50円くらいのマイクロサイズを提供してくれると助かるのだが、どうもそういう サービスはどこもやってくれない。ハンバーグの値段はどんどん下がるのに、水分の 値段はちっとも下がらなくて、夏場は本当に困る。

そういう時期であるが、なぜか最近は都心部だけでなく、郊外まで出かけることも 少なくない。

先日、初めてSFCへ行って来た。 同じ行くなら、学生の研究プロジェクトの発表会に合わせて行った方が良かろうということで、 発表会を聞かせてもらった。企画したものを、WEB技術を使って、実際に動くもの作り上げ、 その研究開発についてプレゼンを行うというものである。

いまどきの大学であるから、ほとんどの生徒がノートパソコンを持って発表会に参加である。 学校毎にネットワークは色々違うのだが、SFCでは無線LANが普及しているようで、 無線LANのアクセスポイントがあちこちに散見された。

研究発表のレベルはいろいろあったが、とにかく動くものを作って、 それのデモをプロジェクターで投影しながら発表するというのは、 仕事で実際にプレゼンなどをしているのとやり方はまったく変わらない。 作って検討を加えるというのが昔の教育での限界であったが、作って、使ってもらった上で 検討するところまで行けるようになったのは、インターネット技術のおかげであろう。 それも、研究発表の間に、「このアドレスにアクセスして利用してみてください」といって 実際に登録してもらったり、何かの作業に実際に参加してもらいながらの発表もあった。 世の中、進歩しているようである。

さて、研究発表が終って、研究室へ行ったら、思った通り、 部屋の隅にいかにも生協で購入した感じの2段ベッドが置いてあった。 どうもこういうところに研究室らしさを感じてしまうのである。

せっかくなので、SFCのいくつかの建物も案内してもらった。駅から離れた郊外に作られているので、 結構広々としている。まあ、先日アメリカの大学のプレゼンをやってもらったときには、 キャンパスの地図の端の方に滑走路が見えていたが、まあそれと比較すると何だが、 都心の狭苦しい大学キャンパスを見慣れているので、とてもゆったりした感じである。 何しろ、建物が低い。

発表が終ると夏休み突入もあり、まだ明るいうちから飲み会をやるというので、つい参加してしまった。 いわゆるチェーン店で、隣には何故か女子学生らしい団体が来ていた。 研究会には、女性があまりいなくて、その女子学生団体に声をかけた人もいたようだが、 変な顔をされて失敗という報告もあった。

発表後に提出書類を必死で書き上げて提出という人もいて、飲み会に参加できない人もいたようだ。 そもそも、研究発表の時に、わざわざ作業報告書、それもたった数日でしあげちゃいました、 というようなのもあって、正直と言うか、まあ良かった。

さすがにSFCまで行くと、直行直帰をしなくてはどうにもならない。 遠い遠いという思い込みが激し過ぎたためか、思った程ではなかったが、 頻繁に行ける距離ではない。

そういえば、先日、交流会(要するに飲み会)に行ったら、フランス人女性が日本の マーケットについて調べに来ていて、ついフランス語で話してしまった。しかし、 長い間使っていないので、完全に忘れて、知らず知らずのうちに単語が英語化し、 それでもダメな場合は日本語で話していた。後から考えると、相手は日本語が上手だったので、 全部日本語でも大丈夫だったような気がする。無駄な努力をしてしまったようだ。

さて、今日は、なぜかこれから成田である。 成田空港からどこか外国へ行くのではなくて、成田で行われる国際大会に参加なのである。 何語が使えるのかさえ分からないが、まあ何とかなるだろう。


ホームページ目次前の話次の話