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政府も遅ればせながらオープンソースに方向転換か

2002年11月19日

今年は、10月まではかなり温かったのだが、10月末ころから急に寒くなって、 人並に風邪を引いてしまった。誰から移されたのかはっきりは分からないのだが、 家族や、オフィスで移して、やっとほぼ正常状態になりつつある。

そういう時期に、オフィスでボーリング大会なるものがあった。とんでもない オフィスで、優勝チームには後日行なわれる飲み会で、飲み代が只になるという。 風邪で調子が良くないけれど、久々ということでボーリングをしに行った。 最近のボーリング場は、なかなか手に合う球を置いていなくて困る。 片手でCTRL-Pを普通に押す人に合う球を置いているボーリング場はないだろうか。

いつもより軽めの球で投げ始めた。少し調子が出て、ストライクも出るようになったのだが、 何しろ風邪でボールを持つ指の感覚が無く、スピンがぜんぜんかけられなく、 ただただ直進する投げ方しかできない。こんなの生まれて始めてであった。

こういう酷い状態であり、生涯最低の点数を出してしまった。 昔はボーリングが盛んだったが、今はわずかに残っている程度で、若い人々はそれほどやっていないのか、 ちゃんと下手であった。

チーム合計と優勝チームの発表は、後日メールで行なわれた。 ひどい点数ばかりを出した者ばかりのチームだったので、最下位でなければと思っていたのだが、 なんと優勝していたのだった。しかし、なんであんな点数で優勝になるのか、今でも不思議である。

先日、政府は、電子政府の安全性を高めるために、オープンソースを採用することにしたらしい。 世界の趨勢がオープンソースになってしまったことや、Windowsに伴うトラブルに翻弄されて、 やっと重過ぎる腰を上げたようだ。

私なんぞ、オープンソースと騒がれる前から、オープンソース以外を使ったことがほとんど無い。 まあ、一つには、貧乏でオープンソースしか使えないということもある。 だいたいパソコンを買えなくて、よく分からないマザーボードが100円で売っていたのを買ったので、 差し上げますというようなのを集めてパソコンを組み立て、無料OSをインストールしていたのだから、 オープンソースに関しては年季が入っている。

もう一つには、OSが簡単にくたばって、画面が真っ青になっていたりすると、OSを蹴飛ばしたくなってしまう。 せめて数ヵ月くらいの連続運転もできないものを、個人用としても使う気がしない。 世間の人々は、心が広いというか、徳があるというか、我慢強いというか、何も知らないというか、 そういうOSに金まで払って使うようである。

政府が方針を切替えたということで、これからは、何も考えず、周囲に合わせるだけのことしかしない 大企業右にならえで、われもわれもとオープンソースに群がるかもしれない。 しかし、オープンソースは自己責任の世界である。 自己責任感覚の無いそういう企業にオープンソースが使えるであろうか。 これから、企業がどういう行動を取るか楽しみである。 それにしても、コスト意識が高い筈の企業の多くが、実態はまるで違うみたい。

個人的には、オープンソースでも、商用ソフトでも、何でも構いはしない。 まず、ちゃんと動くことが大切である。オープンソースでも、商用ソフトでも、どちらにも良いものは ほんの一部で、大部分はゴミソフトであることは同じである。歴史的に見れば、商用ソフトは 膨大な屍を作り出し、どんどんオープンソースに食われてきたのが事実である。


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