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囲碁ソフトはいつ頃になったら相手になるかなぁ

2004年11月7日

昨日は、久々に有段者と囲碁を打った。囲碁の勉強を始めて30年以上になるが、 最初の数年は勉強もしたし、ちょっと打ったりもしていたのだが、その後は、 殆ど打っていない。もちろん、職場とかで、初心者相手に打ったことは何度もあるが、 それは全力で打っている訳ではないので、数には入れていない。

有段者レベルの人とほとんど打ってなかったのが途中30年くらいあって、去年からは、 数か月に1度くらいのペースで有段者と打つ機会があった。まあ、ルールを忘れていない ことの確認と、力がどのくらい落ちたかの確認程度である。

そういうことでは、頭も呆けるし、囲碁の実力も下ってしまうだろうと思い、 先日は、数十年ぶりに1日に何局も打ってしまった。

たいていのものは、長いあいだやっていないと、相当力が落ることに決っているのだが、 囲碁というのは、若干は落るようだが、ほとんど影響がないようだ。 数局する間に感覚を取り戻し、なんとか全体のバランスも考えられるようになった。

囲碁プログラムというのも、世の中にはたくさんあって、パソコンショップで 売られている。市販ソフトで高価なのは売価1万円程度である。宣伝文句では、 既に初段以上という触れ込みのソフトも多いのだが、実際はまだそこまではとても 到達していないと確信している。

数年前に購入した、当時ほぼ最強かといわれていた銀星囲碁2を引っ張り出して遊んでみた。 うたい文句は、1級か初段程度だったと思うが、実際やってみた感じでは、 最強に設定した場合に、7級程度ではないかと思われる。 それから、数年経過し、今は銀星囲碁5になっているらしい。せいぜい2級 くらいプログラムが上達して、5級程度の実力ではないかと想像する。

最近はどのくらいの実力と書かれているかと思って調べたら、 昔のように、どこの囲碁ソフトもはっきりしたホラを吹かなくなったようだ。 序盤は三段、四段の実力があると宣伝していても、中盤の戦いのことに触れていない。

序盤と終盤は、コンピュータにとってやりやすいことは確かだろう。 序盤は布石や定石をしこたま記憶しておき、それらの中から適当に評価して打てば、 かなり強いのは間違いないだろう。 終盤は、コンピュータで力任せに虱潰しをすれば、読み切ることも可能だろう。

コンピュータと打つときと、人間と打つときの決定的な違いは、 中盤戦の山場で、コンピュータが急に手を抜いて、外に打ってしまうのである。 大勝負をやっている最中に、全然別のところを打つものだから、 戦いが戦いにならないことがしばしばである。ほとんど、気が抜けるという感じである。 コンピュータだから、人間のようについうっかりというのは無いはずなので、 そのような打ち方になってしまうのは、まだまだプログラムにかなり致命的な 判断ミスがあるものと思われる。

そういえば、たしか筑波万博のときに、大型コンピュータで囲碁をやったような気がするが、 そのころから比較すれば、随分強くなったわけだ。すくなくとも、入門者の相手が できるくらいには強くなってきたのだから。 でも、最近は、日本製ではなく、韓国、中国のソフトが目立つようだ。 まあ、人間の方も、ヒカルの碁にあったように、韓国、中国が強い。

あとは、こちらの相手ができるくらい強くなってくれないかなと思っている。 一応、初段になれば一人前(というかどうか知らないが)、囲碁を知っているといって 良いレベルではないかと思う。コンピュータ囲碁も、とりあえず、こちらが隠退するころまでには、 なんとかその位にはなっていて欲しい。できることなら、三段くらいが望ましい。

さもないと、引退後、自分でシコシと囲碁コプログラムを組むなんてことになったら、 ちっとも引退にならなではないか。 もしかすると、今よりももっとプログラミング三昧になってしまうかも知れない。


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