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ホームページをオープンして10年も経ってしまった

2005年8月27日

このホームページをオープンしたのが1995年8月30日である。 だから、そろそろ10周年ということになる。 1995年4月1日にオープンしたかったのであるが、 例によって諸版の事情によりどんどん遅れて、夏も終りになってやっと オープンすることができたのである。

何をやっても興味が長続きしないのに、未だにやっているのは かなり異常なことである。といっても、活発に更新していたのは 最初の5年くらいで、最近の5年はどんどん更新が少くなってしまった。 最初のころは、インターネット自体も面白かったし、Javaが出てきた頃は、 これを使えば何かできそうだということで、パズルをでっちあげて Javaの評価を楽しんでいた。 とにかく、それまでにできないことが次々とできるようになって、 それを自分の手で直接確認していく作業がとても楽しかったのだと思う。

(コ)の業界のメーリングリストも作ったり、さらにオフ会も頻繁に開催していた。 絶版になってしまった本は、内容をそのまま公開していたら、逆にその本が 売れ出して、絶版の本が増刷され、さらに改訂版まで出るという前代未聞の 事件も起こってしまった。

ホームページ公開以前は友人知人の範囲がとても限られていたが、 ホームページを見つけて向うから連絡をくれた関係者もかなりいた。 まったく知らない人からも、いろいろ連絡があり、実際に会ったりした 人もかなりいる。その中には、国会議員になった者もいる。 同郷の人や、田舎との連絡にはとても便利なもので、 年令差を超えて集まって飲み会を何度も行なった。

出合いがあれば別れもある。娘は、このホームページのせいだろうか、 はるか彼方へ行ってしまった。 その他にも、インターネットのせいで会わなくなった人も多数いる。 インターネットのお陰で出合い、そして会わなくなった人など。 インターネットが色々なことを単に活発にしてくれただけかもしれないので、 あまり気にしないようにしようと思う。

しかし、考えてみると、実は何も変っていなくて、 体の動き及び頭の働きが10年分鈍くなったくらいしかない気がする。 ずっと前はJUNETをやっていて、メールは頻繁に使っていたので、 実は何も変っていない。メールソフト以外にブラウザも頻繁に利用する ようになったのが、せめてもの違いだろうか。 色々なプログラミング言語をやったが、どれも似たようなもので、 のめりこむような言語には出逢わなかった。

色々雑文を書くのは、働き始めた頃からずっとやっていることで、 とりたてて何も変っていない。以前は、原稿用紙に書いて、 それを編集部に渡して、というめんどうな手順があったが、 ホームページの場合には、適当に書いて、マズかったら後でこっそり 修正などやれば済むので気楽なものである。 雑誌に執筆する場合も、今はメールで原稿を送り、必要なら画像ファイル などを添付すると、直にPDFのゲラを送り返してくるので、 最近は書き終えても一服する暇がなくなり、困ったものである。


さて、過去をいくら振り返っても、過去は変更できる訳ではない。 将来を考えてみよう。最近は細々であるが、なんとか10年も続けてきたのだから、 この先10年も間違えて続けてしまう危険性がある。 ここに雑文を書く時間があったら、その時間をもっと有効利用すれば、 なにか素晴しいことができたかもしれない。 といっても、何をすればいいかが今のところ思い付かないので、 とりあえずは、気が向いたときに書き足していくことになるだろう。

この頃は、新しいプログラミング言語を修得していない。 以前は、少なくとも2言語を毎年マスターしないと仕事にならなかったのだが、 最近は誤魔化す腕が上達したのか、勉強しないでも、場合によったら ソースプログラムを見ないでもデバッグしてしまったりする悪い癖がついた。

コンパイラを最近は全然作っていない。 何で昔は作れたのか良く分らない。 今と違って、何も考えず、つい夢中になって作ってしまったらしい。 本屋でコンパイラの作り方の入門書を見かけると、 つい立ち読みをしてしまうのだが、 本気で読むと時間が取られそうなので、買わずにいる。 コンパイラの作り方くらいは、パソコン初心者を極めるためにも、 ぜひいつかは勉強したいと強く思っている。 『CPUの創りかた』は購入して読み終えたが、 実際には創ったり改造しないままで悶々としている。

10年先には、囲碁のプログラムでも作ってのんびり暮らせると良いのだが、 プログラムを作るその前に囲碁の腕前をもっと格段に上げないと 下手糞なプログラムしか書けなくて、 自分のプログラムに我慢できなくなると思うので、これは現実には難しい。 しかし、囲碁の腕前を上げると、さらに良いプログラムを望むようになって、 さらに囲碁の腕前を上げないと駄目である。 要するに、永久ループに陥ってしまう。 これは駄目そうなので、他人の作った強い囲碁プログラムを楽しむ ことで誤魔化そうと思う。 そのプログラムが日本製でなく、たぶん中国製だろうと思う。

プログラムというのは、それなりに勉強に時間がかかり面倒なところもあるが、 まあ修得はそれほど困難ではない。 元々、プログラムを作りたくてコンピュータに手を出したのではない。 パズルの問題を自分の頭と手を使って解いていくのが面倒だから、 コンピュータにやらせてしまおうという意図だった。 それが間違って、コンピュータ業界で働く羽目になってしまった。 要するに、大変なミスをおかしてしまった訳だ。 しかし、人生って、予定していたようになることはまずない。

現在名称は「パソコン初心者の館」だが、10年後には、 「パソコン高齢者の館」にでもなって、 落葉マークをつけることになるだろうか。 自分の体にパワーがなくなるだろうから、ロボットの研究をして、 より早くキーボードが打てたり、より速く歩けたりするようにしたいものだ。 自分の体力支援用補助具くらいは、自分のプログラムで動かしたいものだ。



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