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ナンプレ自動生成プログラムの作りを知りたいらしい

2006年9月16日

ナンプレの自動生成の記者会見を行なったら、このホームページのアクセスが それなりに上昇した。そして、それなりの反応とかあった。まだ現在進行形、 あるいは未来進行形のような件が多いので、説明は省く。

WEBのニュースはその日か翌日には発表されたのだが、まだ今後ボチボチと紹介される 印刷媒体もある。

反応の中で、もっと詳しいことを知りたいというのはあった。というか、 記者会見した会場で、一部の火とから、もっと詳しいアルゴリズム的な部分の 解説が欲しいとの声が既にあったのである。

アルゴリズムなど、秘中の秘、極秘事項である。 あまりにもホイホイと作れるプログラムが誰かの手に渡ったり、 作り方を理解して作られたりしたら、 これを使ってどんどん問題を作ってしまう者が出てきてしまうではないか。

パズル作家は、頑張って作っていたのに、このプログラムのお陰で 問題の価格が下落してしまっては、収入が減って仕舞うではないか。 パズル業界のためにも、こんなプログラムは公開してはいけないのである。 それに、私の微々たる収入もなくなってしまうではないか。

なんてことはまったく思っていなくて、 記者会見ということで、時間を短く区切っていたために、 ほんの概要説明と、動作を見せるのがせいいっぱいになっただけである。 もっと詳しい説明を、もっと長い時間をかけてすべきかなぁ。 パズルプログラミングに興味あるより多くの人が参加できるように、 ウィークデーなら夜とか、あるいは土日に行なうのが良いだろうか。

既に欧米は、自動生成した粗製乱造SUDOKU問題がはびこっている訳で、 これに立ち向かうためにも、手作りでは作問、評価がとても間に合わないであろう。 そのためには、日本もプログラムで問題を作っていかねば、 世界の粗製乱造の波に飲み込まれて仕舞う。

いや、既に、そういう海外の粗製乱造本の翻本が出版されていて、 日本も粗製乱造問題の汚染が進もうとしている。

こういう情况なので、パズル作家顔負けの自動生成プログラムを 日本のパズルプログラマにどんどん作って欲しいものである。 そういうプログラムがどんどん作れるようになることが、 パズルプログラミングだけでなく、 人工知能、知識工学に与える影響は極めて大きい。(本当か?)

それから、言うまでもないことだが、自動生成したものは、堂々と 自動生成したと書いて欲しいものである。 自動生成したのに、いかにも手作りみたいにして出すのはおかしいが、 日本という国は、何かにつけてそういう傾向が強いが、 そんな事では世界には認めてもらえない。 手作りが良くて、自動生成したものが悪いなどという馬鹿なことはない。 そんなのは迷信に過ぎない。 良いものが良い、解いて楽しい、感激させられるなどで判断すれば良いだけだ。

コンピュータを使った方が圧倒的に良いことを挙げておこう。 それは、チェックに利用することである。 問題の正しさ、つまり、解が存在して、2重解がないことを確認するには、 ちゃんとしたプログラムがあれば簡単である。 これは、人手でやるよりはコンピュータでやった方が確実である。

もう1つは、難易度評価である。 難易度の評価は、人によって考え方も違い、明確な統一的な評価基準が存在する訳ではない。 それどころか、同じ出版社でも、本、雑誌により、 あるいは出された時期によりかなり基準が違う。 それどころか、1つのまとまりの中でも、これはないだろうという難易度評価が 付けられているときがある。 難問と評価されているのに、解いてみるとどう考えても難問ではない と思うことが時々ある。しかし、その逆、やさしい問題が解いてみると難問ということはない。 なぜ、こうなるのかを考えてみると、評価する人も人間なので、 やさしい手筋をつい見逃してしまい、難問と判断してしまうのではないかと思う。 きっと疲れが溜っていたのだろう。

コンピュータに、面白いかどうかのような人間的な判断をさせるのは大変だが、 難しいかどうかの判断をやらせるのは比較的簡単だ。 コンピュータは、馬鹿のようにくまなく調べるので、人間的な見逃しはしない。 難易度の感覚も実際には難しく感性を要求されるのは確かだが、 コンピュータでの評価も参考にすると、明かに間違った難易度表示はなくなると思う。 といっても、プログラム次第であるが。

なお、説明会は、まだこれを書きながら考えついただけで、 どうなるかまったく分からない。 なくなっても、がっくりしない程度に期待しておいて欲しい。 ちゃんと説明するのなら、それまでには直しておきたい恥ずかしい所もあるし。。。



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