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誰でも簡単にパズルの問題が作れる時代にしよう

2007年8月1日

ナンプレの自動生成エンジンの制作がなかなか好調に進んでいる。 まるでエアバスがヨーロッパ全土のあちこちに分散して開発しているように、 ナンプレの自動生成も複数名の共同作業で進んでいる。

もちろん、私はプログラムは組んでいない。 さすがに、プログラム初心者には、パズルを解くのならともかく、 作ってしまうような緻密な(と思われる)プログラムなど作れない。 それだけでなく、アルゴリズムもほとんど考えていない。

では、なにをやっているかといえば、どんなのができると嬉しいかな、 という夢を描いているだけである。こんな機能欲しいなとか。

それでも、しばらくすると、動くものができてくるので、 それを使って遊んでみる。この遊ぶというのは、普通にはテストとか検査とかいうが、 パズルに関する限りは遊ぶというのが一番正しい。

しかし、この遊ぶのが大変だ。作るのは、マウスやキーボードで簡単に作ることができる。 ヒントのデザインさえできていれば、自動生成時間は、1秒以下というか、計測不能くらいの時間で終わる。 でも、その後が大変である。作ったものは、ちゃんとできているか解いてみないといけない。 人間が解いて面白いか(=私が解いて面白いか)を確認しないといけない。 でも、これが辛いのである。

パズルの生成時間は1秒でも、実際に解いてパズルを1問楽しむのには厖大な時間がかかる。 ナンプレも、6×6くらいだと検査は簡単だ。非常に難しい問題を作ろうと思っても限界がある。 でも、大きい方もテストしなければと良心にしたがって、16×16を作ってみた。 そして、ちょっと通勤電車の往復で解けないかと思ってやったのだが、 駄目だったので残業して解いた。パズルを解く残業をしていると、どう見ても遊んでいるようにしか見えない。

残業でやっと16×16を解き終えたら、25×25がやってきた。 サイズは大きくなったが、ヒントの割合が多いので、易しいという話だが、 そんなことは解いてみないとあてにならない。

というようなことは、 『パズル問題自動生成時代』『ナンプレ夢物語』 に、その詳細を書いている。夢をなんとか今月末の発表会までに現実にしようとして、 あれこれもがいている毎日である。

問題が非常に簡単に、パズルマニア、パズル好きだったら、簡単に作れるようにしたいと思っている。 公開している問題作成ツールは、 『今日から誰でもパズル作家』 に次々に置いて行こうかなと思っている。あるいは将来は別の場所に置くかもしれないが、 とにかくそこに問題作成ツールを置いて、誰でも簡単に問題を作れるようにしたいと思っている。

この問題作成ツールを使って、問題をどんどん作って、パズル編集部に問題を提供してこづかいかせぎをしてはどうだろう。 ヒント数18の奇麗なナンプレの問題、そして難度も適度、解き味も適度なのがあったりしたら、 もしかして採用されるだろうか。 あるいは、ヒント数20の奇麗な対称形の問題もいいだろう。

今は、ナンプレ自動生成のVersion1.0なので、標準のナンプレだけだが、Version2.0が公開になったら、 大きな問題も可能になりそうだ。 高速に、誰もが問題を作れるようになったら、パズルはどうなっていくんだろうか。 まだ、どうなるか全然分らないが、とにかく、自分の問題を作るという楽みを皆さんに体験して欲しいので、 どんどん公開しちゃいます。

プログラム作成は、もうナンプレは終えつつあり、次のパズル(クロスサム)のプログラミングも始まっているようだ。 新聞大の大きさの問題くらいまでなら、だれでも問題を作れるようにしてしまおうという壮大な計画だ。 もしかして、毎日異なる新聞大のクロスサムが可能になるかもしれない。 そんなにどんどん作ってどうするという話はあるのだが。

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