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今のEclipseより、あのミニコンのEclipseの時代の方が良かったかな

2008年3月14日

Eclipseを使っていますか。Eclipseといえば、当然、統合開発環境で、 IBMが開発しオープンにしたもののこと、 そして、Javaでプログラム開発をする場合、この上で開発をするのが 極めて一般的というか、それ以外あるんかい? という情況 ではないかと思う。

しかし、他にもEclipseという名前のついた製品は多数存在する。 Eclipseとは、蝕(日蝕、月蝕)のことである。 Eclipseだけでなく、Sun, Luna, Titanなど、天体関係の名称はよく使われている。

さらに、蝕(むしばむ)について考えてみよう。 林檎が蝕まれたらアップルのロゴになる。 少し噛られているものがロゴ、マークになるのは昔から良くあることだ。 ダイエーの昔のロゴは、コインが一部欠けたものであった。 顏が欠けたアンパンマンというのもある。 実際、会社の近所のパン屋でアンパンマンパンを売っているので、そのうち試してみよう。

さて、1980年頃だったであろうか、日本ミニコンという会社があって、 会社の名前のとおり、ミニコンを作っていた。 当時は、DECという、研究機関が欲しがるマシンを作る会社があったが、なかなか高価で 研究費が豊富なところでないと入手できなかった。 DECの出した、スーパーミニコンVAX-11は、当時最先端のマシンで、 このマシンがあったからこそ、今のIT時代が来たといっても間違いない。

DECのマシンは本当に高価だった。VAX-11/780は1億円もするし、 とても大きくて、業務用の冷蔵庫みたいに巨大なものであった。 もっと入手しやすいのが、ミニコンのマシンNOVA,ECLIPSEであった。 日本の大手コンピュータメーカーも、ミニコンを出していた。 当時は、中小型のコンピュータを、技術用はミニコンと呼び、 事務処理用をオフコンと呼んでいた。

大昔、CTがやっと日本の大学病院クラスに普及しだしたころ、 CT装置に組みこまれていたのが日本ミニコンのマシンで、 診察していないときには、ミニコンとして動かし、 ゲームを楽しんでいた者もいた。 確かBASICのスタートレックのプログラムで遊んでいた筈だ。 何とものどかな時代である。 その後の検査は大丈夫だったのだろうか、心配ではあるがもう時効だろう。 それよりも、逆にこんなことをして遊ぶやつの方が、 医療電子器機も使いこなせる場合が多いので、大いに評価すべきか。

その後、ECLIPSEでの画像処ソフトの開発を手伝っただったことがある。 数百メガバイトのハードディスクが洗濯機くらいの大きさがあり、 まるで脱水状態のように、装置がぐらぐら揺れながら動いていた。 仕事は、人間の医療画像ではなく、野菜の医療画像(?)で、 背骨の曲りぐあいを調べ、正常で無いものを捨てる診断装置のプログラムだったような気がする。 こうして、早くから農協に画像診断装置が導入され、 良い形の野菜だけが出荷されるようになったのである。 何だか、まずいことに力を貸してしまったようで気が引けるので、この話はやめよう。

さて、現代のEclipseには、今日も頭を悩ませている。 いや、Eclipseではなく、それに突込んでいるプログラムに対してである。 滅茶苦茶ひどいプログラムでも、Eclipseのおかげで、 結構効率良くリファクタリングができる。

Eclipseは良くできている。良く出来すぎている。 こんなのがあると、下手糞きわまりないプログラムでも、なんとか動くようになってしまう。 本来だったら、解読不能なプログラムでも、この統合開発環境の支援により、 汚いなりに改造できるのをこのとこ実感している。 こういう実感は一生したくなかったのだが。

すばらしい統合開発環境ができればできるほど、途方もないプログラムも増え、 途方もないプログラマも増殖してしまうのだろうか。


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