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昨今の留学生は裕福でハングリー精神は消え安定指向

2008年3月17日

今まで、偶然にも、中国やネパールから日本に勉強に来ている人の相手をすることがあった。 また、大学の研究室に遊びに行っても、研究室には日本人は誰もいなくて、 留学生だけが集まって勉強やら研究を続けている姿は良くお目にかかった。 そして、日本の将来は留学生に託すしかないかと思ったものである。

某大学では、食堂のおばちゃんが、留学生がお金がなくて、いちばん安いものを ちょっとだけ注文したら、オマケをたっぷりつけてあげていたなんて話さえあったのだ。 なんとも良い話ではないか。

以前は、留学生というと、色々な意味でハングリーであった。 ちょっとそこの大学院で勉強してきたいとか言われたら、 それは東京大学のことだったりしたものだ。 日本語もすぐに憶え、英語はもちろん、その他の外国語も堪能だったりと、 色々な面で高い能力を持っていたものだ。

そういう風に、 勉強、研究、ビジネスの何かを何とかしたいという意欲があったものだ。 しかし、どうもそういうのを感じられない場合が増えてしまった。 もちろん個人差は非常に激しく、日本に来て必死で勉学に励んでいる者から、 日本人学生以上の仕送りを受けて遊んでばかり者もいるようだ。

日本の裕福な家庭に育った御子息、御令嬢と何も変らないような雰囲気が漂う。 おどろいたのは、留学する大学とか、学科、専攻にはほとんど拘らないという、 まるで私には意味不明な留学生も増えてしまったようだ。 何をしたいか分らないので、とりあえず大学へというのと同じ事が、 アジアの国々から日本への留学でも結構普通に行なわれているようである。 これでは何のために大学へ行っているか不明な日本のバカ学生と同じではないだろうか。

こういうことも、いっぱいネットをはじめ様々なところで論じられているが、 とりあえずは無関係だと思っていたのだが、 ときどきそうでない場合が発生するようになってしまった。 それというのは、採用面接につきあっていると、 確かに留学生の就職希望者が着々と増加している。

ここまでは予想通りなのだが、勉強、研究することや、 日本社会にとけ込む、あるいはもぐりこもうとすることに関して どうも思った程積極的でない留学生を見かけるようになってしまったのである。 何のために日本に留学しているのか分らない人が確実に混じるようになった。 どうも、日本に居続けたいために日本に就職したいようであって、 日本で就職するもうちょっと正当な目的があってもよさそうなのに無い留学生がいる。

日本人学生が遊び惚けているのなら、留学生に期待しようという目論見があったのだが、 どうも雲行きが怪しくなってきたようだ。 最近は、留学生によるとんでもない犯罪まで増加しているようだ。 いろいろな身の回りの情况から考えても、 そういうことは起きているかもと思えるようになってしまった。残念なことである。

先日、南アジアからの留学生の話が、「日本の大企業に入って、安定した生活を。。。」 なんてことを言われてしまい、留学生も安定指向になってしまったのが確認できてしまった。 やれやれ、この先どうなるのだろうか。


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