ホームページ目次前の話次の話

自分の実力を異常に高く評価してもらうテクニック

2008年3月19日

多くの人は、他人に認めてもらうために、色々な方法で努力するようだ。 勉強なり訓練するのも1つの方法だし、様々な経験を積もうするのもあろう。 しかし、必ず競争相手がいる。 いくら頑張っても、自分より良い成績を簡単に、 明らかに努力もせずに楽々と取ってしまう者がいる。

頭の良さで勝負しようとすると大変だ。上には上が必ずいる。 さらに困ったことに、頭の良さは、努力したくらいでは上らない。 生まれつきで決ってしまう部分も大きい。

では、努力で頑張ろうと思っても、これは長続きが難しい。 年初に、努力目標を決めても、春には何を努力するのか忘れているのが普通だろう。

では、どうすれば、周囲に認めてもらえるようになるだろうか。 そのためには、周囲、あるいは認めさせようとしている人に出来無いこと、 不可能と思っていることをやってしまうことだ。 世間が不可能と考えていることをやってしまうに限る。

こう書くと、とても難しいように思えるだろう。 しかし、世の中には、これを簡単に実現できる抜け穴が存在することがある。

まず、人間はよく誤解するものである。誤解にも色々なタイプがある。 コンピュータの場合には、とても都合の良いタイプの誤解が存在する。 とくに、年長者は、とかくコンピュータの進歩のペースを把握していないものだ。

昔、大型コンピュータでやっと可能なようなことが、 実はパソコンでできるというと驚く人がいる。 コンピュータの性能は大変な速度で成長しているので、 実はパソコン、あるいはゲームマシンで、 何億円もするコンピュータでできたことができるというのを示すだけで良かったりするので、 私もそれを利用して、凄い腕前(?)を披露した。

性能向上を利用した能力誇示は一番やりやすいが、 それは相手が最近のコンピュータ事情を知らないことが前提になるので、 誰にでも使える手段ではない。 相手が、情報収集を怠っていないといけないので、 大学教授とか、企業の偉い人向けに使えることが多い。 ただし、この方法では、自分自身は相手より情報通であることが必要なので、 結局勉強熱心であることが必要条件だ。

もう1つ、かなり確実に成功できた方法がある。 それは、相手が知らない事、勝手に不可能と思い込んでいることに注目することだ。 不可能というのをきちんと証明できているのならともかく、 なんとなく駄目らしいということを、不可能と解釈しまっていることがある。

しかし、この方法は、コンピュータの性能アップのように楽ではない。 不可能と思い込んでいる事は、確かめてもかなり高い確率で駄目である。 色々な人が色々なことを試したけれども上手くいかない場合に、 うまくいく手順を見付ければ、それはもう「発見、発明」である。

これを実現するための方法は、努力ではない。 発想、着想が変っていることが必要だ。変人であることが特に望まれる。 普通の人が行うことは、すでに試され尽されているのでやっても意味がない。 それ以外の呆れたこと、馬鹿げたことを発想(発狂)し、実施しなければいけない。 パソコン初心者のような凡人には難しい方法である。

もう1つは、自分で見付けるのではなく、他人に見付けてもらうことである。 自分はたった一人でしかないので、できることには限りがある。 それよりも、何かやらかすかも知れない人々を多く知っておき、 早期に情報を入手できるようにしておくと都合がよい。 要するに、自分の頭を使うより、他人の頭を使おうという戦略である。

これこそ、知慧というものだろうか。 成功率も非常に高い。 ただし、周囲のやっている内容や価値を理解するだけの能力は必要という欠点はあるが、 そのくらいは止むをえないので努力しよう。

O'Reilly Japan刊

3/14発売

出版記念
プレゼント

オープンソース
Scheme言語処理系
Gaucheの愛好者団体

詳細はブログで


ホームページ目次前の話次の話