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ナンプレを持ってインド・ムンバイを目指す

2011年12月19日

今年もパズルで明け暮れてしまった。 ナンプレの解説書を2冊学研から出版した。 まったくナンプレが分からなかった人に、ちゃんと解けるようになる方法を提供するために書いた。

ナンプレの解説は、でたらめも含めて非常にたくさんネットに、本に書かれている。 しかし、ほとんどが、「こうやったら解けました」という、解けた報告書程度の書き方なのだ。 問題が与えられて、どこから、どういう順番で攻略すれば良いか、ちゃんと書いていないのだ。

攻略方法を考えることが、ナンプレの楽しみという考えがある。 確かに、それはそれで正しいのだが、自分で解き方を見つけられる人間は極めて少ないのが実態だ。 上手な人の解き方を見たって、初心者にはなぜかさっぱり分からない。

それで、何も分からない人に分かるように書いたのだ。 普通の解説書の何倍も丁寧に書いている。 ここまで丁寧に書かなくてもという意見はあちこちから聞いたが、 そのくらい書くことで、実際にこの本を読んで、短期間に実力を身につける人を養成できたことも確認した。 来年からは、上級者向けの執筆に移ろうと思う。

ところで、日本は、ゴミのようなナンプレの問題がかなり氾濫している。 本屋でそんな本や雑誌を見つけると、ついゴミとして捨てて、書店の棚を綺麗な問題で埋めたくなるくらいだ。 これだけ派手に汚染された日本のパズルの世界の浄化は難しい。

ということで、来年は海外にパズルを持って行ってくる予定だ。 とりあえず、0を発明したというインドを目指すのだ。 インド最大の都市、ムンバイ(ボンベイ)に行ってくるのだ。

インドは、日本ほどパズルの汚染が進んでいないと思うのだ。 パズルは、美しく、クールでなくてはいけない。 数字がいっぱい詰まっていて、窒息しそうな問題を解いていてはいけない。 頭は良くなるどころか悪くなり、脳トレ効果はまったくない。 清々しいクールな問題を着々と解いて、始めて脳トレ効果もあると言うものだ。

ということで、クールな日本のパズルを持って行ってくるのだ。 それに、今は「クールジャパン」の風が世界中で吹いているのだ。 日本のもの、日本文化はとてもクールと世界は考えているのだ。 そのクールさを、クールなナンプレで実証してくるのだ。

したがって、説明では、手筋と呼ばれているようなものは何も説明していない。 もっと基礎的な、あまりにも当たり前過ぎることだけをきちんと説明しつくし、 「調べ方」を丁寧に書いている。 手筋の勉強は入門書で説明するものではなく、 「きちんと調べる方法」を延々と説明するだけにした。 それだけで100ページほどを費やした本である。 普通は数ページも費やさない部分で1冊の本にした訳である。

こんなことをやっているので、時間がどんどんなくなっていく。 インドだと、英語もインド英語という相当癖のある英語だ。 こちらの言うことは伝わると思うが、相手の言うことが聞き取れるかは相手のインド英語度合いがどのくらい強いかで決まるのだ。 それでも、少しは慣れておいた方が良いかと思い、ネット上にあるボリウッド映画、ボリウッドダンスなどで耳慣らしをしている。 IIT(インド工科大学)の公開講座の離散数学にも挑戦したが、かなり癖が強く、続けるのは断念した。

まあ、パズル英語ができれば良いだけだから、インドでもどこでも何とかなるのではないかと思う。 それより、いかにクールさを伝えるかだ。日本人に伝えるよりも、インド人に伝える方が楽ではと期待している。

ナンプレ問題
自動生成


これで、今日から
貴方もパズル作家


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