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ネット時代に英語教師の英語力目標がTOEIC730点とは笑止千万(下)

2015年1月7日

今や、Skypeを使った英語教育とか、様々なネットを利用した英語教育もある。 教材に至っては、ものすごい量がネット上に有り、それらを活用すれば、 特別な語学教育を受けなくても、英語力に関する限り、文部科学省の言うところ英語力の目標点数を超えるのは簡単だろう。 すくなくとも、教師には無理でも、学生には可能だろう。

英語のできない英語教師は、可及的速やかに英語教師を辞めるか、さっさと実力UPすべきだろう。 どんなにインターネットが発達し、英語教育に優れたツールが用意されても、 英語ができない英語教師が存在する限り、何も問題は解決しないのだ。 それどころか、英語に対する誤った考えを蔓延させ、若者を間違った英語教育で苦しめ、若者の将来を潰すのだ。

なぜ、そんなに低い英語力で英語教師を続けられるかが問題だ。 ビジネスマンなら、海外とビジネスする可能性も有り、英語ができないとビジネスチャンスが限られ、不利になることは多い。 まして、英語を誤解すると、様々な不利益を被ることがある。 海外で英語の情報を誤解すると、危険な目に会う可能性も高くなってしまうのだ。

しかし、日本にいて、英語教師を続けているだけなら、どんなに英語力がなくても、そんなに困らないのだ。 英語教師は、教室で英語(?)を使うだけで、実際に英語でコミュニケーションする必然性がない。 被害者は、そのような出来の悪い英語教師の授業を受けた学生である。 英語の成績が悪いと不勉強との烙印を押されたり、意味不明の英語の試験に青春を浪費してしまう。 そして、本当に英語が必要になったとき、英会話などを学習する羽目になる。 これらは、自費だったり、会社持ちだったりするのだが、本来学校英語教育がちゃんとしていれば不要なことである。

このような、悪徳英語教育が今の時代に廃れずに続いているのには、何かの陰謀があるとしか考えられない。 日本は、やたらに英語教育が盛んな国と聞く。 英語力が高いという意味ではない。 英語学習のための本が多数あり、また英語学校がものすごくたくさん有るということである。 要するに、学校英語がダメなので、そのような英語ビジネスが非常に発展しているのだ。 こういう英語ビジネスにとって、学校英語が正常になると、経営破綻に繋がりかねない。

コンピュータ技術に関することだけを考えても、英語はめちゃくちゃ重要になっている。 人より遥かに後ろをとぼとぼと歩くのなら、確かに英語は知らなくてもそれなりに仕事はできるかもしれない。 しかし、そのようなコンピュータの仕事が今後も続くかどうかは定かでない。

新しい技術を習得したいなら、英語は必須だ。 少なくとも、英語のドキュメントを読んで、使いこなせるだけの力は最低限必要なのだ。 今までだって、何か新しいものを作るときには、英語のドキュメントを読むしか無かったのだから、当然だ。 専門書は、なかなか翻訳されないし、翻訳が出るまでには1年以上遅れるのが普通だ。 今後、日本語で書かれた専門書がどれだけ出版されるか心細い状況である。

それにしても、TOEIC730点さえ取れない英語教師は、 インターネットを大いに活用するどころか、 ネットからも落ちこぼれているのではないだろうか。 なぜ、英語がこれほどできない英語教師の雇用が日本では守られるのだろうか。 この謎を解くのは政治的、社会的に危険な行為と思うが、知りたいものだ。

最後に、一部には、英語に堪能で、きちんとした英語教育を実践している英語教師や学校の存在を記しておきたい。


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