古い家に生まれ育ったため、古い物、それもしょうもないガラクタが出て来るのである。 今回は、手動式の計算器(計算機)を紹介しよう。約30年程前に主に加算のために使っていた ものである。当時これがあるということは、いかにソロバンが苦手だったかを示す証拠でもある。
数字の配置は、見ての通り、コンピュータ10キーと同じであり、電話とは逆になっている。 左側のキーの並びであるが、[C], [×], [Div], [−] であり、+は存在しない。 これでは、加算をどうするか悩むかも知れないが、数字を叩いてから、レバーをがしゃん と押すと、加算されるようになっている。
[→],[←] という珍しいキーがあるが、これは桁をシフトするものである。
[0]の右側のキーは、[←]に似ているが、上下に・がついていて、÷と←を合わせたような
記号になっている。これが桁の左シフトを左端まで一気に行うものである。
これだけでは使い方が良く分からないであろう。それで、どこかに使用説明書がないか
ちょっとだけ探したのであるが、もちろん見つからなかった。
しかし、ちゃんとこの本体の裏に説明書が張り付けられているのである。右の図では 小さすぎて解読不可能と思うが、ちゃんとでかいもの(1280x1024)も用意した。そちらなら、 一応読めるのではないかと思う。
英語であり、私にはすらすらとは読めないので、親切にも日本語訳を用意した。
手動計算機の使い方
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この計算機は、どういう動きをしているか想像できたであろうか。
乗算は、桁シフトしながら加算を繰り返しているのである。
除算、筆算を考えるといいかもしれない。上の桁から、引ける回数だけ減算をする。 減算も、−で行うのであるが、除算の時には引きすぎて−になるまで引き、後で1回 足し戻すことにより正しい値にしているのである。これを答えの各桁毎にやっていく のである。
という訳で、珠算の達人ならば、これを使う意味は無かろう。
私は、ここから計算機に入った、と言えるだろうか? かなり疑問も残るかな。
2000年5月9日