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学歴/その3

『椅子でバリケード組み立てごっこ』

1960年代の終り頃は、日本の大学で学園紛争なるものが流行していたそ うで、講義室にあった机を外してバリケードごっこをするのが大学生の日常で あったとか、なかったとか風の噂に聞いている。

まあ、そういう事をしたのは、20世紀前半生まれの連中のことで、20世 紀後半生まれの私には全然関係ない。まあ受けた影響と言えば、学園紛争の影 響で、それまで各大学にあった特徴というものが無くなり、各大学のレベル差 のみが強調される時代が来たことであろうか。嘆かわしいことである。

さて、話をもどして、私が『椅子でバリケード組み立てごっこ』をしていた 時代のことを書こう。それは、もう記憶からも薄れ始めていて、実は良くは覚 えていないのである。周囲は逃げ出せないように柵で囲まれたところに園舎と かいうのが立っていて、その中で積木を組み立てて遊んでいたりしたものだ。

しかし、もともと用意されていた積木で毎日毎日同じ事をして遊ぶのはすぐ に飽きてしまう。まあ、遊ぶように用意されていたもので遊ぶことの虚しさは 子供、園児にだってすぐ分かる。

それで、部屋にあった、椅子とか机とかを並べて遊び始めたんだ、きっと。 最初は床の上に皆で並べて遊んでいたらしいのだが、まあ、遊びというのはエ スカレートするもので、そのうち椅子や机を組んで立体構造物を作って遊んだ そうだ。でも、私の記憶にはほとんど無いが、周囲の人間の昔話を総合すると そんなことをしていたらしい。

そう、これは保育園時代の話である。つまり4才頃の話である。だから、椅 子だ机だといったって、非常に小さな玩具のような机や椅子を組み立てて遊ん でいたという、たわいない話なのである。

こういう遊びをちゃんと幼い時にやっていれば、大学生にもなって机や椅子 を組み立てバリケードを作るなんてことは馬鹿馬鹿しくて、しなくなるようだ。 学園紛争の頃に机や椅子遊びをした人びとは、保育園、幼稚園での机や椅子を 使った遊びが足りなかったのだろうか。

それにしても、インターネット業界というか、UNIX業界というかには、 学園紛争時代の名残が一杯残っているなぁ。まあ、昔、UNIXというのは世 に認められない世界であり、学園紛争で汚点のついた世に認められない人びと が多くたむろしていたところであることも偶然知ってしまった。それが、今や、 インターネットの普及で、光輝く世界になってしまった。

さて、インターネットのバリケードとも言えるファイアーウォールの構築技 術にこれらの経験は活きるのであろうか。

1997年2月7日


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