パズル本
書名知恵の輪読本
著者秋山久義
発行元株式会社新紀元社
発行日 2003年8月31日
サイズA5、184ページ
定価1600円(税別)
ISBN4-7753-0170-5

パズルというだけでは範囲が広くて、漠然としてしまうが、この本は パズルの中の一つである「知恵の輪」についてだけ書いた本である。 それだけでも、十分珍しい本である。

最初に、知恵の輪とは何かの解説があるのだが、その中に、知恵の輪の楽み方の レベル分けがあるので、ちょっと紹介しよう。

  1. 市販の知恵の輪を自分で解く・戻す(第一期症状)
  2. 市販の知恵の輪をできるだけ集める(第二期症状)
  3. 知恵の輪をつくる。入手できない品物や自分で創案した知恵の輪をつくる(第三期症状)
  4. 知恵の輪を整理・分類する(第四期症状)

ちなみに、この著者は第四期症状を越えて、 少なくとも第五期症状まで進んでいるのは知っています。 知恵の輪だけでなく、パズル全体の分類学を集大成しようとしているようなのです。

最近、書店の店頭などで、キャストパズルという名称で、金属の鋳物でできたパズル (キャストメタルパズル)が盛んに売られていますが、それについても書いています。

本書は、解き方の説明も一部にはありますが、あくまでも、知恵の輪を整理・分類する した本で、もっと他の知恵の輪を集めよう、自分は本当に色々な知恵の輪を集めているのか 確認したい人にはとても向いていますが、この本の著者に叶う人は相当なものです。 また、知恵の輪にまつわる話も色々出てきます。

著者は、知恵の輪だけではなく、他のパズルについても、順番にこのくらいの詳しさで 次々と本を出してくれるのか、とても気になる。

2003年1月10日 記


パズル本