ホームページ目次2011-05-21(前)2011-05-23(次)

ナンプレのヒント数で難易度が決まるとの誤解

2011年5月22日

ナンプレの問題には、非常にやさしいものから、非常に難しいものまである。 そして、多くのナンプレ問題集やナンプレ雑誌、そのほかネットや携帯などでのサービスでも、難易度表示がされたり、難易度順に問題が並べられている。

ところで、その難易度評価はどのくらい正しいだろうか。 実際に解いてみて、時間を計測しているところもある。 まあ、この場合、その時々で誤差はでるが、まあ仕方がないと言える範囲だ。

そんな中で、不思議なナンプレ問題集を見かけることが多々ある。

最初はヒントの数字が多く、難易度も低く、ヒントの数が次第に減るとともに、 難易度が上がっているのがあるのだ。 それも、きちんと、レベルが1段階上がると、ヒントの数が1個減る問題集さえある。 要するに、「難易度は、ヒント数で決まる」と考えているパズル作家、パズル編集者とかがいるのだ。

こんなことを考えるのだから、当然ナンプレの問題を解いたことが無いに違いない? どうして問題を提供したり、パズルの編集したりしているのか不思議だ。 ヒント数18の非常にやさしい問題も作れるし、ヒント数24個の激辛問題だって作れる、 というか実際に作っている。 だから、明らかに、ヒント数と難易度には直接的関係はない。

私が難問集を作るのだったら、ヒント数18の問題が最初の方にあって、比較的やさしくて、 次第にヒントが増えて、24個まで増えたところで、激辛問題になってしまう問題集なんか良いと思う。 ヒント数20~22あたりは、形や数字の並びに思いっきり工夫をしているのが望ましい。 こういう問題集なら、上級者でも、最後の方だけではなく、最初から最後まで楽しめる問題集になる。

難易度といっても、高度な手筋を知らないと解けないものと、ひたすら面倒なもの、 次に手をつけられるところが少なくて見つけにくいものなどに分かれる。 一般には、これらを総合して難易度と言っている訳だ。

世の中、印刷されたものは、立派なもの、信頼するに足りるものという考えがあるようだ。 しかし、この考えは、パズルに限らず、だいたい当てはまらない。 ナンプレは、本当に酷いものだ。

そんな状態なので、ヒント数18~20で、やさしい問題から難しい問題まで作って提供することをやっている。


ホームページ目次2011-05-21(前)2011-05-23(次)