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パズルのルールは限りなく単純なほど良い

2011年5月30日

このところ、パズルブームである。 雑誌の冊数はこのところやや落ち着いている気がするが、 単行本の方はやたらに増えている。

ナンプレ(数独)がブームであるが、一つのパズルだけでは飽きられる。 ナンプレもどんどん上級者になれば、それはそれで面白いのだが、 超上級者になれるのはごく一部の人で、そうでない人には、何らかの浮気が必要だ。 それで、バラエティナンプレがある。ちょっと目先を変えたものだ。

しかし、本当に脳トレをしたければ、もっと他のパズルをやってみる方がよい。 違うことをすればするだけ脳に刺激がある。 パズルの種類はたくさんあるのだ。 ただし、たくさんの様々なレベルの問題が用意されているパズルはごく限られている。

ナンプレの出版競争は激しいこともあり、 新規のパズルもときどき発表され、書籍や雑誌になって出てくる。

パズルは、どういうルールにするかが非常に重要だ。 まず、ルールは短くなければいけない。 3行、100文字程度で説明できるのが望ましい。 1分でルールを説明できないようでは、ボツである。

いろいろ工夫して考案すると、どんどんルールは複雑化する。 面白くするために、あれこれ付け加えるのだが、面白さを感じてもらう前に理解されない。 ルールは小学校低学年に受け入れられるようでなければいけない。

物理や数学の定理・公式でも、すばらしいものは極めてシンプルだ。 シンプルなところから始まって、様々なことが導けるのが最高に決まっている。

パズルもまったくそうで、シンプルなルールで、それでいて様々な問題が作れるのがよい。 解くときも様々なテクニックを使いながら解くのが気持ちよい。 やさしい問題から複雑な問題、さらには美しいもの、奇抜なものなど、多様な問題ができるのがよい。

こう書くのは簡単だが、短いルールで良いパズルというのは滅多にできない。 ナンプレは、そういう点では最高のパズルだ。


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