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ナンプレの細工の仕方(その1) 1~9の数字を並べる

2011年6月3日

パズルは、たんにルールを満たしていて、解が1つというだけではつまらない。 難易度がいろいろあっても、まだまだだ。

もっと工夫が欲しい。パズルなんだから、驚くような、あるいは人目を引くような、そして美しい問題が欲しいではないか。 ちゃんとしたパズル作家は、そういうところまで考えて問題を作るものだ。

ということで、ナンプレを引き合いに出して仕掛けについて説明しよう。 右のナンプレの問題の仕掛けの部分が青色の数字になっている。 これだけ分かりやすい仕掛けだと、わざわざ色をつけなくてもよかったかもしれない。

まず、全体のヒントの位置もちょっと工夫してみた。9×9の中に、8×8のサイズを入れることにした。 8×8での形は、とても綺麗な対称形にしてみた。 くねくねした感じの輪とでも言えばよいだろうか。 24個もあるので、問題を作ること自体はとても簡単である。

さて、これだけでは平凡だ。さらに仕掛けを入れてみた。 数字の並べ方を工夫した訳だ。1~9を2本入れてみたのだ。

これで、問題作りで数字を自由に変更できるのは6マスだけになった。 これで問題が作れるか心配かもしれないが、実際はとてもたくさんできる。 6マスの数字を適当に入れ替えれば、やさしいのから難しいものまで何種類もできてしまう。

残りがたった6マスなので、プログラムで問題として成立する組み合わせを全部調べることも容易である。 面倒なので、ここには書かないが、簡単な練習問題なので、自分で試して欲しい。

ここに示しているのは、簡単な問題例である。 世の中には難しい問題を選びたがる作家もいるようだが、 美しく少ない数字でやさしい問題を提供したいと思っている。

こんな感じで、特徴のある問題が簡単に作れるのだ。 ここに示した例で、6マスを適当に入れ替えて別の問題を作るのは手作業でもできる簡単な練習だ。 さあ、やってみよう。


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