数独世界選手権北京大会優勝者による評価
2013年6月11日
2013年1月に、学研から『IQナンプレ300』シリーズの中から、 難問だけ集めた『超難問傑作集』を出しました。
出版に先立ち、2012年の暮、学研本社にて、本書の評価を実際にすることになりました。 とくに、目標時間ですが、この本の目標時間は、上級者用の時間になっており、ほとんどの人は、 この時間内に解くことはできません。 正しくは、ほとんどの人は途中で挫折するでしょう。
こういうレベルの問題をちゃんと評価できるのは、超上級者に限られます。 それで、評価は、世界でもトップレベルのパズラーに実際に解いてもらうことになりました。
数独(ナンプレ)の世界選手権がときどき開催されています。 なので、やはりそれで上位入賞者、できれば優勝者に評価して欲しいということになりました。
それで、強力してもらったのが、数独世界選手権北京大会優勝者の森西さんです。
実際に解いているところを、我々が立ち会って見ているだけでは、よろしくない。 ちゃんとビデオ撮影して、本当に、時間以内に解けるというのを証明することにしました。
パズルを解くとき、覗き込まれるだけでも邪魔臭い、やる気を失う、気が散るなどあるのですが、 撮影されているにも関わらず、目標時間を大幅に切る時間で解かれました。
ビデオは、こちらです。
数独世界選手権北京大会優勝者の森西さんが、学研の『IQナンプレ300超難問傑作集』の最終問題に挑戦。特別に凄い解き方をしている感じはないのですが、きっちり確認しながら、着実に解き進めている感じなのです。
市販されている数独、ナンプレの難問集は、掲載されている時間の1/10の時間で解かれるそうです。 が、この本は、難しかったようで、そこまで時間短縮はできませんでした。 解かれた後の一言が、「この問題集は難しい」というお褒めの言葉を頂けました。 問題を作る側として、これ以上の光栄はありません。
『IQナンプレ300 超難問傑作集』学研
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