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8✕8の90度回転対称なナンプレの問題の作り方

2014年9月15日


ナンプレの問題を作るのは簡単だよね。 数字が20個も現れる問題ならホイホイできる。 そして、形も綺麗に整える、難易度、必要手筋、解き味、山場の数、山場の尖り方などを調整すれば、良い問題ができる。

これらの条件を満たしていない問題集も世の中には氾濫しているのだが、 このくらいは満たしたのを作るべきだ。

そして、そういう問題の作り方もやっていると飽きてくるのだ。 もっと何か面白くできないかと。

点対称、あるいは回転対称という場合、9✕9の盤面全体での対称性を考えるだろうが、ここでは次のようにした。

つまり、左端と上端の各列を除く8✕8の枠の中での対称性を考えてみたのだ。 盤面全体としては対称性は崩れるのだが、数字のない列が縦と横に1つずつできて、問題作成はやり難くなるのだ。

でも、この程度では対して問題作成が難しくならないので、つまらない。 なので、さらに条件を加えてみたのが次だ。

この数字の配置の場合、3マス連続の斜めに同じ数字を入れられる箇所が2つあるので、 それぞれに、1と7を入れてみたのだ。 出来上がった問題では、この1と7は位置は変えず、その他の水色のマスに適当に数字を入れることで、 問題を作ろうと言うわけだ。

こんなことをやっても、解く人が気がつくかどうか不明である。 でも、いいのだ。 問題を作る側の自己満足なのだ。 そういうのがないと、面白くないのだ。

さらに難易度や解き味も重要なのだ。まあ、数字がこのくらい少なくなると、一般に解き味は良くなる。 いわゆるスッキリした感じになるのだ。

ということでできたのが次の問題だ。

難易度でいえば、やさしい中級問題といったところだ。 やさしい問題なので、答えの掲載は省略する。

こんな感じで、ナンプレの問題は作られるのだ。 もちろん、人工知能の標準的な方法にしたがって作られている最適化を適用して作られている。 さまざまな調整も、自動生成だからできるのだ。

同じ制約条件で問題を人間が作ろうとしたら、相当苦労すると思う。 コンピュータの支援を受けずに、人手だけで作ろうとすれば、かなり問題を作り慣れたパズル作家でも苦労する筈だ。 でも、人工知能さえ手懐けてしまえば、問題を一度も作ったことがない人でも簡単にできるのだ。


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